出版社内容情報
安吾探偵登場!
戦後の難事件を推理し、探偵小説を大いに論ず
坂口安吾は「文壇随一の探偵小説通」であり、「不連続殺人事件」「安吾捕物帖」などミステリ作品も手がけた。その一方、自ら「安吾タンテイ」と名乗り、帝銀事件や下山事件など実際の事件について大胆な推理を展開した。本書は、こうした事件評論・裁判傍聴記と、愛好する探偵小説を論じたエッセイを一冊にする。文庫オリジナル。
内容説明
「文壇随一の探偵小説通」といわれた坂口安吾。ミステリ作品を手がける一方、自ら「安吾タンテイ」と名乗り、帝銀事件や下山事件など実際の事件について大胆な推理を展開した。本書はこうした事件評論・裁判傍聴記と、愛好する探偵小説を論じたエッセイを併録した一冊。文庫オリジナル。
目次
1 事件と裁判(帝銀事件を論ず;切捨御免;哀れなトンマ先生;下山事件推理漫歩(座談 江戸川乱歩・中館久平・坂口安吾)
孤独と好色 ほか)
2 推理小説論(推理小説について;私の探偵小説;探偵小説とは;探偵小説を截る;「刺青殺人事件」を評す ほか)
著者等紹介
坂口安吾[サカグチアンゴ]
1906(明治39)年新潟市生まれ。東洋大学文学部印度哲学倫理学科卒業後、同人誌『言葉』を創刊。31年に『青い馬』に発表した短篇「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。戦後、『堕落論』『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。55(昭和30)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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