中公文庫<br> 鉄道文学傑作選

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中公文庫
鉄道文学傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122074675
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C1191

出版社内容情報

◆鉄道×文学。文学に現れた「鉄道風景」を読み解く。

漱石、啄木、芥川、賢治、荷風、百閒、そして、宮脇俊三、藤沢周平……。明治の鉄道開設以来今日まで、鉄道と文学は深く結びついてきた。風景描写、心理描写、舞台装置、トリックなど、さまざまな作品を豊かに彩り、多くの名作を生み出した(川端康成『雪国』、松本清張『点と線』など)。

本書では、鉄道が文学に及ぼしたただならぬ影響を、小説・随筆・詩歌・日記とバラエティに富む名作を通して読み解いてゆく。編者の関川夏央氏が、作品ごとに、解説を付し、全体を通して、「日本の近代」を形作った装置としての鉄道、その文学への影響・表れを浮き彫りにする。

(目次より)

夏目漱石「三四郎(抄)」

石川啄木「一握の砂」より

志賀直哉「網走まで」

森田草平「煤煙(抄)」

芥川龍之介「舞踏会」

宮沢賢治「春と修羅」より

萩原朔太郎「旅上」ほか

横光利一「旅愁(抄)」

中野重治「機関車」ほか

山田風太郎「応召記(抄)」

永井荷風「断腸亭日乗 昭和二十年八月」より

上林曉「鄙の長路」

内田百閒「区間阿房列車(抄)」

藤沢周平「陸羽東線」

吉村昭「電車、列車のこと」

荒川洋治「鉄の幸福」

内容説明

明治の鉄道開設以来今日まで、鉄道と文学は深く結びついてきた。風景描写、心理描写、舞台装置、トリックなど、作品を豊かに彩り、多くの名作を生み出した。本書では、小説・随筆・詩歌・日記と多彩な作品を取り上げ、それぞれに解説を付し、「日本の近代」を形作った装置としての鉄道と、その文学への影響を読み解く。

目次

三四郎(抄)(夏目漱石)
「一握の砂」より(石川啄木)
網走まで(志賀直哉)
煤煙(抄)(森田草平)
舞踏会(芥川龍之介)
「オホーツク挽歌」ほかより(宮沢賢治)
「旅上」ほか(萩原朔太郎)
「機関車」ほか(中野重治)
旅愁(抄)(横光利一)
応召記(抄)(山田風太郎)
「断腸亭日乗 昭和二十年八月」より(永井荷風)
鄙の長路(上林曉)
区間阿房列車(抄)(内田百〓)
循環急行と只見線全通の日(宮脇俊三)
電車、列車のこと(吉村昭)
陸羽東線(藤沢周平)
鉄の幸福(荒川洋治)

著者等紹介

関川夏央[セキカワナツオ]
1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。『海峡を越えたホームラン』で第七回講談社ノンフィクション賞を、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローとの共著)で第二回手塚治虫文化賞を、『昭和が明るかった頃』で第一九回講談社エッセイ賞を、2001年「明治以降の日本人と、彼らが生きた時代を捉えた幅広い表現活動」により、第四回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サラダボウル

10
夏目漱石「三四郎」から鉄道の旅は始まる。"うとうととして眼が覚めると女は何時の間にか、隣の爺さんと話を始めている。"冒頭の一文で、読み手はあっさり汽車の乗客になってしまう。ところどころ途中下車しながら、すべては読めなかったのだけど、またいつか旅に出る時は必携の一冊(買いたいが、、、)。山田風太郎「応召記」は、文字通り赤紙を受け取る筆者の日常。淡々とした筆致に、こちらが思い込んでいる悲愴感とはちがう時代のリアルな空気に放り込まれる。2024/03/30

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