出版社内容情報
この写真の志ん生は、いい顔してる――。今はなき寄席・人形町末広の高座から自宅まで追いかけ、昭和二九(一九五四)年~三〇年に撮られた噺家たちの、二千枚におよぶ貴重なフィルム。このころ二つ目だった家元が写真をめくり、志ん生、文楽、円生、馬生など、若き日に憧れた名人たちを偲ぶ。〈解説〉立川談春
内容説明
この写真の志ん生は、いい顔してる―。今はなき寄席・人形町末広の高座から自宅まで、昭和二九(一九五四)年~三〇年に撮られた噺家たちの、二千枚におよぶ貴重なフィルム。このころ二つ目だった家元が写真をめくり、志ん生、文楽、円生、小さんなど、若き日に憧れた名人たちを偲ぶ。
目次
六代目三遊亭円生
三代目春風亭柳好
三代目桂三木助
八代目桂文楽
六代目春風亭柳橋
桂小文治
五代目古今亭今輔
八代目三笑亭可楽
四代目三遊亭円馬
四代目三遊亭円遊
二代目桂枝太郎
七代目春風亭小柳枝
昔々亭桃太郎
林家三平
人形町末広、楽屋の記憶
十代目金原亭馬生
三代目柳家小せん
七代目橘家円蔵
九代目翁家さん馬
三遊亭百生
二代目桂右女助
八代目春風亭柳枝
八代目林家正蔵
二代目三遊亭円歌
八代目桂文治
五代目古今亭志ん生
五代目柳家小さん
著者等紹介
立川談志[タテカワダンシ]
1936年東京生まれ。52年、高校を中退して五代目柳家小さんに入門。芸名小よし、小ゑんを経て、63年に真打昇進、七代目立川談志を襲名。71年、参議院議員に当選、沖縄開発庁政務次官等を務める。83年、落語協会を脱退し、落語立川流を創設、家元となる。2011年没
田島謹之助[タジマキンノスケ]
写真家。1925年東京生まれ。子供のころから写真と寄席に夢中になり、戦後は日本の原風景を撮り続ける。二十代のとき、叔父と親しかった人形町末広の席亭に頼み込み、54年から55年にかけて、人形町末広の高座と落語家の自宅を集中的に撮影。その数は二千を超える。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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