中公文庫<br> 日本史の旅人―野呂邦暢史論集

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中公文庫
日本史の旅人―野呂邦暢史論集

  • 野呂 邦暢【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 中央公論新社(2023/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073814
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1121

出版社内容情報

歴史は万人のものである――。「アマチュア」「しろうと」を自認しながら、歴史への深い情熱、飽くなき探究心を持ち続けた作家、野呂邦暢。邪馬台国から日露戦争まで、幅広い守備範囲で歴史雑誌に寄稿した史論・歴史エッセイ、そして死去の一年前からの、古代史雑誌の編集長としての仕事の一端など、単行本未収録の諸作から、その歴史への眼差しを浮き彫りにする。さらに、北部九州を中心とした郷土への指向と、現場感覚、合戦における戦略・戦術への洞察など、著者ならではの経験に裏打ちされた文章構成の面白さも堪能できる。文庫オリジナル。

〈解説〉中村彰彦

内容説明

歴史は万人のものである―。「アマチュア」「しろうと」を自認しながら、歴史への深い情熱、飽くなき探究心を持ち続けた作家、野呂邦暢。古代から近代まで、幅広い守備範囲で歴史雑誌に寄稿した史論など、単行本未収録の諸作から、その歴史観を浮き彫りにする。文庫オリジナル。

目次

古代史を愉しみたい方に
怠惰な狩人―私の邪馬台国
筑紫国造 磐井の叛乱
元寇「神風」が吹かなかったら
戦火九州に連なる
片桐且元の苦悩
討入りの日―元禄十五年極月十五日払暁
長駆する秋山騎兵旅団
座談会 熱論「邪馬台国」をめぐって(古田武彦;安本美典;野呂邦暢)
ルポ 古代史シンポジウム傍聴記
伊佐早氏のゆくへ
消えた土豪
幻の伊佐早城
倭国紀行
邪馬台国論争は終わったか
創刊にあたって(『季刊邪馬台国』創刊号巻頭言)

著者等紹介

野呂邦暢[ノロクニノブ]
1937年長崎市に生まれ、諫早市で育つ。作家。長崎県立諫早高校卒業。57年陸上自衛隊に入隊(翌年、除隊)。65年「或る男の故郷」で文學界新人賞佳作。74年「草のつるぎ」で第七〇回芥川賞受賞。76年『諫早菖蒲日記』を発表、諫早の地の根をおろした創作活動を続けた。80年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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huchang

5
邪馬台国はどこにあったのかを中心とする日本の歴史に関するエッセイ集と鼎談を収録。トンデモ史書界隈では非常に有名なF田武彦氏と実験心理学系の学者安本美典氏との鼎談は、トンデモ界隈の印象操作とそれを誘導する言葉遣いと定義の不適切さを絶対に決して許さない安本氏の学者としての矜持が窺われるもので、正直「Fさんのライフはゼロよっ!」とリングにタオルを放り込みたくなる衝動に駆られるほどF氏ぼっこぼこで、心が温かくなります。冒頭の邪馬台国オタク度チェックみたいな文章はユーモアたっぷりで、引き込まれます。2023/09/12

てら

4
1980年に42歳で急逝した芥川賞作家が残した歴史エッセイ集。大木毅氏がSNSでおすすめしていたので購読。平易な文章だがこの世代の作家らしい遠慮のなさもあり、面白い読み物でした。偽書界隈では有名なF田武彦も、最初はおそらく真摯な「研究者」だったのだなと認識を改めた。つくづく、著者の早逝が惜しい。2023/08/10

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