中公文庫<br> 宗方姉妹

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中公文庫
宗方姉妹

  • 大佛 次郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 488p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073371
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

戦後満洲から引き揚げてきた宗方家。姉・節子は失業中の夫に代わって生活のため酒場を開き、妹・満里子が手伝う。夫は節子に冷たくあたるが、節子の昔の恋人が現れ――。美しき姉妹を中心に、敗戦後の日本で時流に乗って生きる人と目標を失った人、それぞれの生き方と葛藤が描かれる。小津安二郎監督の映画原作でも知られる長篇に、最晩年に病床で加筆した「序の章」を加えた決定版。巻末に随筆「映画「宗方姉妹」を見て」を増補。〈解説〉與那覇 潤

内容説明

終戦後、満洲から引き揚げた宗方家。節子は失業中の夫、病床の父に代わって生活のため酒場を開く。妹・満里子は疲弊する姉を歯痒く思うが、そこへ節子の昔の恋人が現れ…。小津安二郎監督の映画原作でも知られる長篇に、最晩年に執筆した「序の章」を加えた決定版、初文庫化。巻末に「映画「宗方姉妹」を見て」を付す。

著者等紹介

大佛次郎[オサラギジロウ]
1897(明治30)年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、1923年関東大震災を機に文筆に専念。「鞍馬天狗」シリーズで幅広い支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。67年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を連載。64年に文化勲章受章。73(昭和48)年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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双六

1
戦争に負けて変わってしまった日本人の美意識。宏、かっこよすぎ節子奥ゆかしくて昭和です。2023/05/01

なおぱんだ

0
敗戦後の急激な時代の流れに身を任せるようにつつましく生きようとする姉と、奔放で自分の生きたいように生きようとする妹の対照的な姿を見守る、病により死期を悟った父親の達観を描くことで、戦争という激動の時代を耐え抜いた新しい時代の明暗が伝わる作品でした。一家の生活を支える姉妹と事業に成功した青年に加え、青年とフランスで知り合った未亡人との愛人関係や、一家を支えようとする兵隊上がりの純朴な男の姿を絡めながら、時代に取り残されまいと前向きに生きようとする家族の人間ドラマとしての深みを感じさせてくれる作品でした。2023/03/30

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