出版社内容情報
私のイエスは、「教会」には留まらない。むしろ、そこに行くことをためらう人のそばに寄り添っている――気鋭の批評家とともに、『新約聖書』マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四福音書を丹念に読み直す。キリスト教の視点や学問的なアプローチから論じるだけでは見えてこない、今に生きるイエスに出会う。文庫化にあたり「イエスの涙と悲しみの石」を追加。
内容説明
私のイエスは、「教会」には留まらない。むしろ、そこに行くことをためらう人のそばに寄り添っている―気鋭の批評家とともに、『新約聖書』マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四福音書を丹念に読み直す。キリスト教の視点や学問的なアプローチから論じるだけでは見えてこない、今に生きるイエスに出会う。文庫化にあたり「イエスの涙と悲しみの石」を追加。
目次
なぜ、イエスは生まれたのか
誕生
夢と天使
洗礼
預言者の使命
試みる者
山上の説教
祈り
祝祭と許し
死者とコトバ
エルサレム入城
魂の沈黙
使徒の裏切り
最後の晩餐
逮捕
十字架の道行
死と復活
著者等紹介
若松英輔[ワカマツエイスケ]
批評家。1968年(昭和43年)、新潟県に生まれる。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で第十四回三田文学新人賞、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第二回西脇順三郎学術賞、『見えない涙』で第三十三回詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で第十六回角川財団学芸賞、第十六回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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