出版社内容情報
一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾し武装解除を進める日日本軍にソ連軍が襲い掛かった。千島・樺太への進攻が新たに開始されたのだ! 本書は日ソ双方の戦争史料を徹底収集し、最後の日ソ戦に至る経緯と孤軍奮闘した守備隊の知られざる戦いを活写。戦闘の全貌を明らかにし、北方領土問題の根幹に迫る。〈解説〉庄司潤一郎・花田智之
内容説明
1945年8月15日、ポツダム宣言を受諾し武装解除を進める日本軍にソ連軍が襲い掛かった。千島・樺太への進攻が新たに開始されたのだ!本書は日ソ双方の戦争史料を徹底収集し、最後の日ソ戦に至る経緯と孤軍奮闘した守備隊の知られざる戦いを活写。戦闘の全貌を明らかにし、北方領土問題の根幹に迫る。
目次
第1章 ソ連参戦にいたる日ソ関係とソ連の対日戦準備(スターリンの秘めたる参戦意志;参戦意志の明確化と参戦準備着手 ほか)
第2章 樺太、千島方面の日本の防衛準備(前史―第二次世界大戦前;第二次世界大戦開戦ころからアッツ島失陥前後まで ほか)
第3章 樺太における対ソ戦(彼我の態勢、計画;国境方面の戦闘 ほか)
第4章 千島における対ソ戦とソ連軍の進出(彼我の態勢、計画;占守島における戦闘 ほか)
終章 樺太、千島方面の戦いの意味
著者等紹介
中山隆志[ナカヤマタカシ]
1934(昭和9)年、朝鮮大邱生まれ。防衛大学校土木工学科卒。陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程および幹部高級課程修了。第七師団、第一師団、防衛庁長官官房勤務。陸上自衛隊幹部学校教官、第八施設群長、防衛研究所所員などを経て、幹部学校戦史教官室長で陸上自衛退を退官(陸将補)。91年より防衛大学校教授。専攻は戦略論、近代日本戦争史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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