中公文庫<br> 命令の不条理―逆らう部下が組織を伸ばす

個数:
電子版価格
¥792
  • 電子版あり

中公文庫
命令の不条理―逆らう部下が組織を伸ばす

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月07日 07時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122072800
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C1134

出版社内容情報

日本の組織に必要なのは、勇気ある部下の「命令違反」だった! 太平洋戦争中の実例から、「良い命令違反」「悪い命令違反」を経済学理論で分析。「不条理な命令」を覆す部下と、それを許容するマネージメントが組織の危機を救い、組織を進化させることを証明する。『組織の不条理』への解答篇。『「命令違反」が組織を伸ばす』改題。

内容説明

日本の組織に必要なのは、勇気ある部下の「命令違反」だった!太平洋戦争中の実例から、「良い命令違反」「悪い命令違反」を経済学理論で分析。「不条理な命令」を覆す部下と、それを許容するマネージメントが組織の危機を救い、組織を進化させることを証明する。『組織の不条理』への解答篇。

目次

人間は限定合理的な存在である
第1部 二つの組織の不条理(“タイプ1”の不条理―インパール作戦での牟田口廉也;“タイプ2”の不条理―ガダルカナル戦での白兵突撃戦術;命令違反のすすめ)
第2部 “タイプ1”の不条理を打破する命令違反(ペリリュー島での中川州男の良い命令違反;ノモンハン事件での辻政信の悪い命令違反;良い命令違反と悪い命令違反1)
第3部 “タイプ2”の不条理を打破する命令違反(ミッドウェー海戦での山口多聞の良い命令違反;レイテ海戦での栗田健男の悪い命令違反;良い命令違反と悪い命令違反2)
命令違反のマネージメント

著者等紹介

菊澤研宗[キクザワケンシュウ]
1957年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。同大学大学院商学研究科博士課程修了。ニューヨーク大学スターン経営大学院客員研究員、カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院客員研究員、防衛大学校社会科学教室教授、中央大学教授を経て、慶應義塾大学商学部・大学院商学研究科教授。著書に『比較コーポレート・ガバナンス論』(第一回経営学史学会賞受賞)、『ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー』(慶應義塾賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アミアンの和約

15
「組織の不条理」に続く姉妹本のような立ち位置。同書を読んでいるのなら3章までは流し読みでも良い。(ほぼ同じ内容なので)。命令違反というやや刺激的なタイトルだが、反逆の指南書というわけではない。指示をこなすだけではなく、自分なりの意見を持ち、それを問う心構えが問われている。2025/04/01

nishiyan

9
光文社新書『「命令違反」が組織を伸ばす』を改題し、文庫版あとがきが収録された本書。「人間は限定不合理な存在」であることを押さえておくことが必要となる。そして正当性と効率性の不一致、私的個別性と社会的全体性の不一致という二つの不条理に陥ってしまう。これらへの処方箋として「命令違反」があるのだが、これも良い悪いが存在する。そこを太平洋戦争での旧軍を例に挙げて解き明かしている。印象深いのはペリリュー島での中川州男大佐である。戦局を大きく打開できた訳ではないのだが、後の島嶼防衛戦に影響を及ぼした点は興味深かった。2023/03/23

CTC

8
22年中公文庫、初出は07年光文社新書。著者は新制度派経済学が専門の慶應大名誉教授。組織は合理的に成功するか、非合理ゆえに失敗するかの二分ではなく、“合理的に失敗する”事がある、つまり“不条理”の存在に着目したのが17年同文庫の『組織の不条理』だった。著者は防大教官だった00年にダイヤモンド社からこの本を出し…同僚らが書いた『失敗の本質』の副読本的に世の中に受け入れられ(悼 野中氏)、今は仲良く中公文庫で並ぶ存在だ。本書はこの『組織〜』の続編で、不条理をどう克服すべきか実践的方法を探る1冊を謳うが…。2025/01/29

aquilane

0
A プロスペクト理論2023/04/03

startvalue

0
★★★★2023/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20356994
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品