出版社内容情報
80年代の中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウの「どちらが給食をおいしく食べるか」という闘いは、神野の卒業で完結するかに思われた。だがその前に大きな試練が!? 甘利田を憎む教育委員の鏑木が、学校給食にあることを仕掛けてきたのだ。二人は卒業まで給食を完食することができるのか?
そして《最後の晩餐》での勝者はどっちだ!?
内容説明
80年代の中学校で、給食マニアの教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウの「どちらが給食をおいしく食べるか」という闘いは、神野の卒業で完結するかに思われた。だがその前に試練が!?甘利田を憎む教育委員の鏑木が、学校給食にあることを仕掛けてきたのだ。二人は卒業まで給食を完食することができるのか?そして“最後の晩餐”での勝者は!?
著者等紹介
紙吹みつ葉[カミブキミツバ]
東京都生まれ。アミューズメントメディア総合学院小説・シナリオ学科卒業。2006年『つよきす~Mighty Heart~竜胆館のユーレイ』(ファミ通文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鍵ちゃん
46
80年代の中学校で、給食マニアの教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウの「どちらが給食を美味しく食べるか亅という闘いは、神野の卒業で完結するかに思われた。だがその前に試練が?甘利田を憎む教育委員の鏑木が、学校給食にあることを仕掛けてきたのだ。二人は卒業まで給食を完食することができるのか?今回が完結編なのか。途中鏑木の壁があるが、甘利田とゴウの力を合わせたら難なく軽かったな。最後は美味しい給食とはできれいにまとめ上げていた。前作同様に二人のバトルは面白く、これで終わるのがさみしいですね。2024/03/11
ロボット刑事K
22
如何に美味しい給食を更に美味しくたべるか。これが給食道である。こんな言葉、本編には一度も出て来ませんが、私はそう言うことだと思います。勘違いして欲しくないのは、美味しくない給食を如何に美味しく食べるかではないってことです!はっ!?失礼、柄にもなく熱くなってしまいました。しかし給食は美味しくなかったという思い出を持つ人が一定数いるのも事実です。寂しいですが。給食を守るため突っ走る2人、熱いっす。☆5つ。いつか私も甘利田に「そんなの旨いに決まってるだろ!」と言わせてみたいです。そこで私も一言。うまそげだろ?2024/04/05
みにみに
8
給食を楽しむことしか考えていない(?)甘利田幸男。そんな甘利田を気に入らない教育委員会の鏑木の嫌がらせで給食に危機が!生徒の健康をうたい、どんどん味気ないものになって最終的には白ごはんまでも麦飯に。これは黙っておけない。おいしい給食を守るため、ほぼバレている給食愛を未だに隠しつつ給食センターへ乗り込む。しかしスゴい。何がすごいってほとんど給食の話だけでここまで書けるのがすごい。そういえば小学校時代にはカレーの日に体調不良で休んで翌日に絶望してた子いたな(笑)。2024/02/10
コウみん
4
甘利田、神野一心同体。 ウィスキーボンボン食べて倒れる甘利田はちょっと笑ってしまったか。 また美味しい給食が食べられるように。 ライバルの神野の卒業は少し寂しいだが。 また新たなライバルが現れないかな?2024/03/04
mame
4
給食愛にあふれてる。軽くて楽しい(広)2023/06/23