出版社内容情報
激動の第二次大戦中、独ソの狭間で、北欧の小国はいかに生き延びたか。大国ロシアに対し勇壮な抗戦を繰り広げたフィンランド、ドイツに屈辱的な譲歩を重ね中立を保ったスウェーデン――その地政学的重要性によって大国に翻弄され続けた北欧四国の苦闘の歴史を、『物語 北欧の歴史』著者がドラマチックに綴る。〈解説〉岡崎久彦〈新版解説〉大木毅
内容説明
激動の第二次大戦中、独ソの狭間で、北欧の小国はいかに生き延びたか。大国ロシアに対し勇壮な抗戦を繰り広げたフィンランド、ドイツに屈辱的な譲歩を重ね中立を保ったスウェーデン―その地政学的重要性によって大国に翻弄され続けた北欧四国の苦闘の歴史を、『物語 北欧の歴史』の著者がドラマチックに綴る。
目次
フィンランド―悲劇の小国(血と鉄と闘魂と;その前夜 ほか)
ノールウェー―自由の戦士(ヴェーゼル作戦;前奏曲―火花散る大国間の暗躍と国内の陰謀 ほか)
スウェーデン―中立外交の二つの顔(危機に立つスウェーデン;屈辱の譲歩外交 ほか)
デンマーク―服従から抵抗へ(電撃占領―模範的な被占領国;勇気ある外交官―カウフマン公使のグリーンランド処分 ほか)
著者等紹介
武田龍夫[タケダタツオ]
1928(昭和3)年、北海道生まれ。中央大学法学部卒業。ストックホルム大学留学後、在スウェーデン大使館、外務省北欧担当官、在デンマーク大使館、宮内庁式部官を経て、イスタンブール総領事、東海大学教授、北欧文化協会理事長を務めた。2007(平成19)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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