中公文庫<br> 戦争か平和か―国務長官回想録

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中公文庫
戦争か平和か―国務長官回想録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122072527
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C1123

出版社内容情報



ジョン・ダレス[ジョン・ダレス]
著・文・その他

大場 正史[オオバマサフミ]
翻訳

内容説明

対日講和に奔走し、アイゼンハワー大統領下で国務長官として冷戦外交を主導。第二次世界大戦後の混乱する世界情勢に鑑みて、NATO(北大西洋条約機構)やOAS(米州機構)設立の経緯を明かす。ソ連・中国の脅威に直面するなかで、安易な宥和政策や国連安保理の機能不全を批判、世界の安定・平和への方策を提言する。

目次

第1章 現代の課題(危機;「汝の敵を知れ」;目標)
第2章 われわれの政策(宥和策は無用;国際連合;国連の運営状況;植民地の進展と暴力革命;地域的連合;経済上の空白と精神上の空白;軍事上の空白;外交政策の特殊性)
第3章 外交政策の限度(五カ年間の得点しらべ;なぜ共産主義は勝つか)
第4章 なにをなすべきか(これだけはぜひとも;二党協調主義の将来;世界機構の発達;西欧の統一;アジアにおける諸政策;軍部の役割;新しい方法;精神的に必要なもの;平和への道)

著者等紹介

ダレス,ジョン[ダレス,ジョン] [Dulles,John Foster]
1888年、ワシントンD.C.生まれ。アメリカの外交官、政治家。1908年、プリンストン大学卒業後、ソルボンヌ大学に留学。国際法律事務所に勤務する間、44年、ダンバートン・オークス会議、45年、国連創設会議に参加。50年、国務省顧問に任じられ、対日講和条約の交渉などにあたった。53年、アイゼンハワー政権の国務長官に就任。大量報復戦略、瀬戸際政策、巻き返し政策など、弟のCIA長官のアレン・ダレスとともに冷戦下の外交を主導した。59年、病のため国務長官を辞任。同年没

大場正史[オオバマサフミ]
1914(大正3)年、佐賀県生まれ。本邦初の『バートン版 千夜一夜物語』の完訳を遂げたほか、外国文学、性風俗をめぐる多数の著書・訳書を遺した。69(昭和44)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hiroshi

8
副題に国務長官回想録とあるが、国務長官が長官時代を回想したものではない。国務長官になる前に終戦前からかかわった国際連合を創設したことを回想して、その運営を評価している本。ジョン・フォスター・ダレスはアイゼンハワー時代に国務長官を務めた。祖父ジョン・W・フォスターと叔父ロバート・ランシングは国務長官をしており、国務長官を務めていた時に弟アレン・ダレスはCIA長官だった。この為子供時代から外交に馴染んでいたという。本書は、戦争の危険を説き、平和を勝ち得る上で必要な政治上の諸政策や精神的な態度を解説したものだ。2025/04/23

大森黃馨

3
原典はベトナム戦争はおろか朝鮮戦争の始まる前に著述された書であり第二次大戦直後の未だ屈折していない瑞々しい緊張感や理想主義を感じる 特に感じ入った点は米国等の自由主義国は第一に神の存在を前提にしているのに対しソビエト共産主義は無神論が前提であり道徳律自然律は存在しない云々の指摘 当時同時期の我が国との世界貢献への志のレベルの違いには溜息をつかされる恐らく我が国が太平洋戦争を勝ち終えたとてその後に行うのは結局はソビエト共産主義の目指した世界制覇と同じを邁進し同じ立ち位置にいたかもしれないと愚考する(続く) 2022/09/06

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