出版社内容情報
父を看取り、認知症の母を介護し、対談・執筆と多忙を極める著者。自ら「床族」と称し、何でも床に積んでしまう片付け下手で、捨てられない性格と自己分析。また、連続ドラマ「陸王」に出演、女優としても活躍、さらに還暦過ぎての結婚まで……。じわじわ訪れる小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける激動の日々を、赤裸々に綴る。不肖アガワの『婦人公論』人気連載エッセイ第一弾。
内容説明
なにがボケの始まりで、どれが単なるど忘れか―。父を看取り、認知症の母を介護し、対談・執筆と多忙を極める著者。一方で、女優としても活躍、さらに還暦過ぎての結婚まで…。じわじわと迫りくる小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける怒涛の日々を綴る。
目次
さようならのあとに
神様と友達
居残りメロディ
闘う女たち
土と花
男の捨て台詞
サンライズ サンセット
復活の日
いい女の条件
箸休めタイム
始まり始まり
進化の退化
カッカカッカの夏
床族
虫の好く女
旅のあと
遮断
あるべき髪型
もしもしインフルエンザよ
夢の中
種族問題
人形の家
花と愛
「ですね」幻想
別れの季節
変わったパリ、変わらぬパリ
カムバック魚屋さん!
祝い元
抑制の末
オンナのプー
いきとしいけるものみな
夜景バブル
呼び名問題
木箱の夢
初心づくし
ミシンの時代
マンモスおじちゃん
悲観のとなり
走れメロメロ
開かずの段ボール箱
レンジレス
遅咲きシクラメン
著者等紹介
阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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