中公文庫<br> いい女、ふだんブッ散らかしており

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中公文庫
いい女、ふだんブッ散らかしており

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071629
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

父を看取り、認知症の母を介護し、対談・執筆と多忙を極める著者。自ら「床族」と称し、何でも床に積んでしまう片付け下手で、捨てられない性格と自己分析。また、連続ドラマ「陸王」に出演、女優としても活躍、さらに還暦過ぎての結婚まで……。じわじわ訪れる小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける激動の日々を、赤裸々に綴る。不肖アガワの『婦人公論』人気連載エッセイ第一弾。

内容説明

なにがボケの始まりで、どれが単なるど忘れか―。父を看取り、認知症の母を介護し、対談・執筆と多忙を極める著者。一方で、女優としても活躍、さらに還暦過ぎての結婚まで…。じわじわと迫りくる小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける怒涛の日々を綴る。

目次

さようならのあとに
神様と友達
居残りメロディ
闘う女たち
土と花
男の捨て台詞
サンライズ サンセット
復活の日
いい女の条件
箸休めタイム
始まり始まり
進化の退化
カッカカッカの夏
床族
虫の好く女
旅のあと
遮断
あるべき髪型
もしもしインフルエンザよ
夢の中
種族問題
人形の家
花と愛
「ですね」幻想
別れの季節
変わったパリ、変わらぬパリ
カムバック魚屋さん!
祝い元
抑制の末
オンナのプー
いきとしいけるものみな
夜景バブル
呼び名問題
木箱の夢
初心づくし
ミシンの時代
マンモスおじちゃん
悲観のとなり
走れメロメロ
開かずの段ボール箱
レンジレス
遅咲きシクラメン

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ikutan

77
コロナ流行前の2016年から2018年のエッセイ。お父様の葬儀から始まり友人とのお別れもいくつか。アガワさんは、人生のちょっと先輩なので、色々参考になります。片付けられない(捨てられない)とか、物忘れが増えてきたところとか、自虐ネタにクスリと笑いつつ、私も私もと共感できますね。あぁでも、私も身長150cmだけど、床には物は置かないなぁ(笑)。女優として活躍し、ドラマ出演で走っちゃうというパワフルなアガワさん。そして還暦過ぎての結婚まで‼元気をもらえる楽しいエッセイです。2022/08/15

あや

31
お父様の死、お母様の介護、還暦過ぎてのご結婚・・・人が一人亡くなるって本当に大変なことなのだと思い知らされました。私も物が捨てられず、お部屋が散らかっているので他人事とは思えず。ご結婚生活のお話は楽しく読みました。還暦過ぎてのご結婚、憧れます。2023/06/18

米太郎

28
・阿川佐和子のエッセイが好き。介護の話も父親の死もなかなかに大きいできごとだが、阿川さんの書き方だと大したことないように見える。相変わらず阿川さんらしく楽しく過ごせててよかった2023/12/12

わんつーろっく

21
初出は2016年から2年にわたり「婦人公論」に掲載されたエッセィである。父を看取り、友を見送り、認知症の母の介護、そして還暦を過ぎてからの結婚。ちょうどこの頃はテレビドラマでタビを作る女優としても多忙の日々。阿川さん、タイトル通り、ブッ散らかった部屋で資料の山をあっちへこっちへと床に並べる習癖があるとのこと。小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける姿は私たち世代の希望の星。テンポよく楽しませてもらいました。いい男、金と力はなかりけりって言いますから。2023/08/25

駄目男

19
何度も言ってるようにエッセイは自虐的なものに限る。くだらない洒落の連発は御無用。向田邦子と阿川佐和子の父親恐怖論などはどんなエピソードでも面白くて好きだ。近年、彼女は結婚したそうだが、お見合い歴50回、身長150㎝弱の彼女がいかに世間を渡って来たのか、痛快活劇とは言わないが、その失敗談みたいなものが却って笑える。私個人は特別彼女のファンというわけではないが、文筆家としての彼女には興味がある。例えば好きな女優、タレント、歌手がいるとする。想像だが、時にユーモラスな発言をする阿川氏の才能を、2024/03/18

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