中公文庫<br> 二魂一体の友

個数:
電子版価格 ¥1,100
  • 電書あり

中公文庫
二魂一体の友

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2021年12月04日 21時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070998
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

僕等はツバぜり合いの刀の下で、永久に黙笑し合っている仇敵である――北原白秋主宰の詩誌への寄稿で知り合い、近代詩を牽引する良きライバルとなった朔太郎と犀星。交流を描いたエッセイから互いの詩集に寄せた序文までを集成する。それぞれが語る四半世紀に及ぶ友情。文庫オリジナル。


〈巻末対談〉萩原葉子×室生朝子




目次から


Ⅰ さびしき友・室生犀星(萩原朔太郎)


室生犀星の印象/さびしき友/田端に居た頃 /大船駅で/移住日記/室生犀星君の心境的推移に就て/室生犀星に与う/室生犀星君の飛躍/室生犀星に就いて/室生犀星君の人物について/室生犀星の小曲詩/詩壇に出た頃/所得人 室生犀星/小説家の俳句/室生犀星の詩/孝子実伝/別れ/室生犀星に




Ⅱ 珍らしいものをかくしてゐる人・萩原朔太郎(室生犀星)


萩原と私/芥川龍之介と萩原朔太郎/萩原朔太郎論のその断片/萩原朔太郎/萩原朔太郎を哭す/『卓上噴水』の頃/詩人・萩原朔太郎/萩原葉子 著『父・萩原朔太郎』あとがき/萩原に与へたる詩/供物




Ⅲ詩集に寄せて


詩集のはじめに(室生犀星『叙情小曲集』序 朔太郎)/健康の都市(萩原朔太郎『月に吠える』犀星跋)/愛の詩集の終りに(朔太郎)/室生犀星『新らしい詩とその作り方』序に代えて(朔太郎)/珍らしいものをかくしている人への序文(萩原朔太郎『純情小曲集』序 犀星)/『室生犀星詩選』推薦文(朔太郎)/室生犀星『青き魚を釣る人』序(朔太郎)/室生犀星詩集の編選について(朔太郎)/野性の叫び(『室生犀星全集』推薦文 朔太郎)




Ⅳ詩への告別


詩よきみとお別れする(犀星)/詩に告別した室生犀星君へ(朔太郎)/悲しき決闘(朔太郎)(犀星)/詩への告別に就て萩原君に答ふ/犀星氏の詩(朔太郎)




巻末附録


萩原葉子/室生朝子対談「わたしの朔太郎、わたしの犀星」

内容説明

僕等はツバぜり合いの刀の下で、永久に黙笑し合っている仇敵である―北原白秋主宰の詩誌への寄稿で知り合い、近代詩を牽引する良きライバルとなった朔太郎と犀星。交流を描いたエッセイから互いの詩集に寄せた序文までを集成する。それぞれが語る四半世紀に及ぶ友情。文庫オリジナル。

目次

1 さびしき友・室生犀星―萩原朔太郎(室生犀星の印象;さびしき友 ほか)
2 砂丘を登る人・萩原朔太郎―室生犀星(赤倉温泉;萩原と私 ほか)
3 詩集に寄せて(室生犀星『抒情小曲集』序―萩原朔太郎;健康の都市―室生犀星 ほか)
4 詩への告別(詩よきみとお別れする―室生犀星;詩に告別した室生犀星君へ―萩原朔太郎 ほか)
巻末対談 わたしの朔太郎 わたしの犀星(萩原葉子×室生朝子)

著者等紹介

萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
1886年群馬県生まれ。詩人。1913年、北原白秋の雑誌『朱樂』に「みちゆき」ほか五編の詩を発表、作詩活動を始める。この頃、室生犀星の詩に感動して親交を結ぶ。犀星と15年『卓上噴水』、16年『感情』の詩誌を創刊。17年第一詩集『月に吠える』を自費出版。他の著作にアフォリズム集『新しき欲情』、詩集『青猫』『純情小曲集』などがある。1942年没

室生犀星[ムロオサイセイ]
1889年石川県生まれ。詩人、作家。1915年、萩原朔太郎、山村暮鳥らと交わり、『卓上噴水』を創刊。18年『愛の詩集』を自費出版、以後『抒情小曲集』『寂しき都会』など数々の詩集を刊行。58年『杏っ子』により読売文学賞、59年『我が愛する詩人の伝記』により毎日出版文化賞、『かげろふの日記遺文』により野間文芸賞を受賞。1962年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
朔太郎と犀星の交流を描いた随筆や互いの詩集に寄せた序文などを集成。巻末には萩原葉子と室生朝子の対談を収録。読んだことがあるものもあったが、彼らの交流を一気にまとめて読むことができて良い。欲を言えば『我友』の詩が全収録(どさくさに紛れて惣之助のぶんも含めて)されいればなあ、なんて。でも紙の本で「供物」が読めたのは嬉しい。性質の違う二人が生涯にわたってここまで強い結びついていた理由がわかったような、わからないような。読めば読むほど不思議で、納得のゆく二人。2021/11/20

駄目男

13
朔太郎は言う。犀星の書斎は明窓浄机で塵ひとつないと。 然るに自分の居間ときたら、原稿用紙と鼻紙が一杯に散らばり、その上、煙草の吸殻が座敷中に捨ててある。犀星のところに来ると、いつもゴミダメから座敷に招待されたような気がすると。更に。「いいね、蛙が鳴いてるじゃないか」と言った。すると急に犀星が欣然として、さも意を得たように言った。「君にも風流の情緒がわかるか、なかなか話せるぞ」 この二人は大の親友なくせに趣味、趣向が合わず拠ると触ると喧嘩ばかりして、時に犀星はぷいっと反転し帰ってしまうこともある。2021/11/09

ハルト

6
読了:◎ 詩人・萩原朔太郎と室生犀星の、互いの人柄、作品について語るエッセイ、詩集の序文等が収録してある。「二魂一体の友」とあるように、互いに真反対だからこそ通じあえた友情が、この本からは立ち上ってくる。詩を通して培われ、赤裸々に心を明かしても壊れなかった友情は、二人がよきライバルであり、またブロマンス的なものをすら匂わせる。こうまで厚い友情が二人の間にはあったのかと、初めて知った。芥川龍之介の名前もちらほらと出てきたりして、おもしろく読めた。2021/10/19

もち

2
めちゃくちゃよかった! 「詩」を介在とする、性格が真反対の萩原朔太郎と室生犀星の友情がありありと浮かび上がってくる。朔太郎パートを読んでからの犀星パートで「仲よしじゃん」と笑いながら、最後の詩でしにました。あまりによい。朔太郎が本当にだめ人間すぎるのに、なぜか憎めない、愛しい存在なのが犀星パートでわかってしまうのが本当にベネ。2021/11/04

さくは

1
文庫オリジナル編集。萩原朔太郎と室生犀星が互いについて語った文章がまとめられている。詩集に寄せた跋文や二人の娘、萩原葉子と室生朝子の対談も。正反対の性格で生涯、親友だった二人。2021/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18349977

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。