出版社内容情報
『戦艦武蔵』発表から昭和期まで。作家・吉村昭の最盛期である「中期」に書かれた自選短篇のなかから、選りすぐりの逸品を文芸評論家・池上冬樹が紹介。
内容説明
透徹した視線、研ぎ澄まされた文体。『戦艦武蔵』以降、全盛期の自選短篇から、吉村文学の結晶たる名品10篇を収録。
著者等紹介
吉村昭[ヨシムラアキラ]
1927(昭和2)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。58年、短篇集『青い骨』を自費出版。66年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。73年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、84年『破獄』で読売文学賞を受賞。2006(平成18)年没
池上冬樹[イケガミフユキ]
1955(昭和30)年、山形県生まれ。立教大学日本文学科卒。文芸評論家。東北芸術工科大学教授。週刊文春、共同通信、産経新聞ほかで幅広く書評を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Nacogdoches