中公文庫<br> 任〓浴場

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中公文庫
任〓浴場

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070295
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。それをいつも持ち込む阿岐本の兄弟分・永神が訪ねてきたため、嫌な予感におそわれる日村。案の定、潰れかけた銭湯の債務処理の話を聞いていたはずが、いつのまにか経営再建を手伝う流れに……。乗り気な組員たちとは反対に、日村は頭を抱える。この時代に銭湯なんて建て直せるのか? そして阿岐本組は銭湯の勉強と福利厚生(?)を兼ねてなぜか道後温泉へ――。 お待たせしました! お馴染み「任侠」シリーズ第4弾、文庫化。

内容説明

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、小さいながらも人情味溢れる昔ながらのヤクザ。人望の篤い親分・阿岐本雄蔵の元には一風変わった経営再建の相談が次々持ちかけられる。今度の舞台は古びた銭湯!?乗り気な組員たちの一方、不安でいっぱいの日村。こんな時代にどうやって…。そして阿岐本組は銭湯の勉強と福利厚生(?)を兼ねてなぜか道後温泉へ―。大好評「任〓」シリーズ第四弾!

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年、北海道三笠市生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞しデビュー。以後旺盛な創作活動を続け、執筆範囲は警察・サスペンス・アクション・伝奇・SF小説など幅広い。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年に『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞及び日本推理作家協会賞、17年には「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。空手の源流を追求する、「空手道今野塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

119
ヤクザによる世直し企業再生、シリーズ第4弾。ワンパターンではあるけれどこのシリーズ好きだなあ。文庫になるのを待ってました!今度の舞台は赤坂の銭湯。ほとんどの家に風呂がある現在、銭湯は斜陽の一途、かろうじて補助金で生き残っている仕事とも言える。でも親分が言う通り最近の日本人は「きっちり休む」って言う事が下手になったのかもしれない。一生懸命働いた後、湯船にゆったり浸かってその日の疲れを癒す。そうしたメリハリが明日の活力源となるんだろうなあ。私もシャワーだけではダメな派です。ゆったりと湯船に浸かりたい。★★★★2021/03/03

佐々陽太朗(K.Tsubota)

111
待った甲斐がありました。腹が据わっている割に気苦労の絶えない代貸・日村と丸顔で童顔のマル暴刑事・甘糟のキャラが立っているのは相変わらずだ。キャラと言えば組事務所に遊びに来る女子高生・香苗もイイ。すごくイイ。 このシリーズはひと言で云うとヤクザのお仕事小説です。ヤクザが奮闘し活躍するユーモア小説でもあります。しかしヤクザだからといって侮ってはいけません。彼らの行動様式、彼らが吐露する心のうちは大新聞の論説なんぞを読むよりも心に響きます。2021/04/25

mike

89
湯船に浸かるという日本独自の文化は素晴らしいと思う。寒い日に熱い湯に体を沈めた時に全身を駆け巡るあの快感と言ったら…今回の阿岐本組のミッションは銭湯の立て直し。何と言っても真吉と香苗がグッジョブ👍この本を読んで銭湯のペンキ絵師が3人しかいないという事を知って驚いた。あの富士山なんかの絵を一晩で描き上げるというのは本当にお見事。ところで、足元サラサラ好感触の珪藻土バスマットってのがあるのね。これは早速買わなくっちゃ!2024/01/13

やな

86
任侠第4弾は銭湯、余裕綽々の親分、心配性の代貸、何やら楽しそうな若い衆、今回も面白かった(^_^)2021/03/15

ハゲおやじ

84
久しぶりの任侠シリーズ。今回は、日村を休ませる事と阿岐本の顔の広さが中心だった様に思えた。阿岐本の言う「今の日本人には銭湯が必要だ」は、妙に納得させられた。確かに 躾がいつの間にか身につく場所であり、メリハリがつく(頭を空っぽに出来る)場所だったのかも知れないなぁ。でも、コロナ禍では厳しいか…。私は好きなシリーズなので 今後も続けて欲しいと心から思う。そうそう、ふと 上司の「浴場に来ると 欲情するなぁ」とのオヤジ駄洒落を思い出した(失礼しました)。2021/03/16

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