中公文庫<br> 初女お母さんの愛の贈りもの―おむすびに祈りをこめて

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中公文庫
初女お母さんの愛の贈りもの―おむすびに祈りをこめて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070035
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

人のこころを解きほぐし、生きる力を与えるおいしい食事を、そっと差し出したい――。


そう願った佐藤初女さんが主宰する青森・岩木山麓の「森のイスキア」には、悩みや迷いを抱えた人が数多く訪れ、心のこもった手料理を一緒に食べて、生きる力を取り戻していった。





「初女さんのようなおむすびをつくりたい」という多くの人々に請われて各地で講演やおむすび講習会を開き、食の大切さを伝えていた初女さんが、料理のし方や心遣いを丁寧にわかりやすく語り尽くしたエッセイ。


食材を「いのち」ととらえ、いのちがささやく物語に耳を澄ませた著者ならではの”発見”が詰まった一冊。





おむすび、かぼちゃの煮物、ほうれん草のおひたし、ポテトサラダ、煮豆、りんごのコンポートなど、料理の作り方も多数紹介。



〈解説〉若松英輔




〈目次〉


1章 おむすびに心を尽くして/2章 いのちをいただく料理/3章 お母さんの手が伝えるもの/4章 病む人の心に寄り添うとき/5章 料理をすることが祈ること

内容説明

人のこころを解きほぐし、生きる力を与えるおいしい食事を、そっと差し出したい―そう願った佐藤初女さんが主宰した青森・岩木山麓の「森のイスキア」には悩める人が訪れ、心のこもった手料理を食べて生きる力を取り戻していった。食材を「いのち」ととらえ、いのちが囁く物語に耳を澄ませた著者の料理と心遣いが伝わるエッセイ。

目次

1章 おむすびにこころを尽くして(おむすびにこめる祈り;おむすびが持つ力 ほか)
2章 いのちをいただく料理(「休ませておく時間」が大切です;「透き通る瞬間」がいのちに変わるとき ほか)
3章 お母さんの手が伝えるもの(子どもは本物の味に敏感です;甘みが深くしみとおるように ほか)
4章 病む人のこころに寄り添うとき(食べることと、生きること;適度の“落としぶた”が包みこむもの ほか)
5章 料理をすることが祈ること(おいしくなるための重石;私は料理に歯ごたえを残すのが好きです ほか)

著者等紹介

佐藤初女[サトウハツメ]
1921年、青森県生まれ。小学校教員を経て、79年に弘前染色工房を主宰。83年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。95年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。2016年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オレンジメイツ

24
食べることは生きること。食べるために丁寧に料理をし、心をこめる。初女さんにお会いしたかったなぁ。森のイスキアを写真で見るだけでも清々しい気持ちになる。2021/01/30

meow3

16
ホスピスではないけれど、「ライオンのおやつ」に出てくるライオンの家とマドンナみたい。森のイスキアは初女さんが亡くなられて閉じてしまったのが残念ですが、他の土地に遺志を継いだ方が姉妹施設を運営されているようです。2021/05/25

平坂裕子

5
人のこころをときほぐし、生きる力を与えるおいしい食事。どんなに心に身体に染み入る味であっただろう、食材を丁寧に扱い料理する大切さを私も見習い、大切な人たちと一緒に食べていきたい。2021/01/27

ことり

3
毎日食べる食事だからこそ、軽んじることもできるし、初女さんのように命につながる食事にすることもできる。命の移しかえのためにはきちんと目の前の食べ物に向き合うことが大事であると。人もまた同じであると。毎日を大事にしていきたいと思える1冊。2022/02/23

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