出版社内容情報
一一代将軍徳川家斉の時代は商工業の技術革新が少しずつ進み、工場制手工業の萌芽が見られるようになった。しかし幕府の経済政策は破綻し、天保の飢饉が人々を苦しめた。このような状況を悲痛な思いで見つめていた元与力の大塩平八郎は謀反を起こす。長期に亘って政権に君臨した徳川家斉がその生涯を閉じ、老中首座についた水野忠邦は、内政を立て直すために天保の改革を打ち出す。清国がイギリスに全面降伏するなど、外患が深刻になる中、国政を憂える渡辺崋山に蛮社の獄が襲いかかる。
原案執筆・青木美智男、解説・高埜利彦。
〈目次より〉
序 章 《大御所》家斉
第一章 百姓の銭遣い
第二章 国益反対一揆とお蔭参り
第三章 飢饉と世直しと
第四章 大塩平八郎起つ
間 章 内憂と外患と
第五章 雄藩への道
第六章 水野忠邦の登場
第七章 天保の改革
第八章 幕政の混迷と忠邦の失脚
解説・高埜利彦
内容説明
一一代将軍家斉のもと商工業は徐々に発展するが天保の大飢饉が発生。幕府の経済政策は破綻し大塩平八郎の乱が起こる。家斉の死後老中首座について水野忠邦は、内政を立て直すため天保の改革を打ち出す。一方、清が英国に降伏するなど外患が深刻化する中、国政を憂う渡辺崋山が蛮社の獄で断罪される。
目次
序章 “大御所”家斉
第1章 百姓の銭遣い
第2章 国益反対一揆とお蔭参り
第3章 飢饉と世直しと
第4章 大塩平八郎起つ
間章 内憂と外患と
第5章 雄藩への道
第6章 水野忠邦の登場
第7章 天保の改革
第8章 幕政の混迷と忠邦の失脚
著者等紹介
石ノ森章太郎[イシノモリショウタロウ]
1938年(昭和13)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)など多数。1998年(平成10)1月死去。2008年、ギネス・ワールド・レコーズから「一人の著者によって出版された最多コミックの記録」として世界記録の認定を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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