出版社内容情報
【今こそ過去からの警鐘を聞け!】
ある日、人びとは「この世の終わり」が来たことを知った――
14世紀の欧州を覆い尽くした史上最悪の疫病に、
あらゆる角度から迫った克明な叙事詩。
目 次
はじめに
第一章 オイメダム――さまよう病
第二章 「やつらは怪物だ、人間ではない」
第三章 恐怖の跫音
第四章 シチリアの秋
第五章 ヴィラーニかく記せり
第六章 テンプル騎士団総長の呪い
第七章 新しいガレノス医学
第八章 死という日常風景
第九章 頭を西に、足を東に向けて
第十章 ユダヤ人大虐殺
第十一章 「ああ、信仰薄き者たちよ」
第十二章 始まりの終わり
後 記 黒死病はペストではなかった?
内容説明
一三四七年秋、世界の終焉を告げる船がシチリアに辿り着いた―中世・欧州人口の三分の一を奪った史上最悪の感染症に人びとはどう対応したのか。免疫をつけるため汚物の悪臭を吸ったり、半裸になって自らを鞭打ったり…同時代人の書簡や年代記をもとに、極限状態の人間模様から公衆衛生、予防医学の見直しまで豊富なエピソードで語る。
目次
オイメダム―さまよう病
「やつらは怪物だ、人間ではない」
恐怖の跫音
シチリアの秋
ヴィラーニかく記せり
テンプル騎士団総長の呪い
新しいガレノス医学
死という日常風景
頭を西に、足を東に向けて
ユダヤ人大虐殺
「ああ、信仰薄き者たちよ」
始まりの終わり
黒死病はペストではなかった?
著者等紹介
ケリー,ジョン[ケリー,ジョン] [Kelly,John]
ボストン大学を卒業後、ニューヨーク大学で修士号を取得。科学・医学ジャーナリストとなり、各種雑誌に寄稿する傍ら、大学時代から興味のあったヨーロッパ史の研究を続ける。ニューヨーク在住
野中邦子[ノナカクニコ]
東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。出版社勤務の後、フリーの編集者を経て、英米ノンフィクションの翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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