中公文庫<br> 谷崎潤一郎・川端康成

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中公文庫
谷崎潤一郎・川端康成

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122068858
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1195

出版社内容情報

谷崎潤一郎を「大谷崎」、川端康成を「微細なるものの巨匠」と讃えた三島由紀夫。世界的にも名高い二人の文豪を三島はどう読んだのか。作家論・作品論はもちろん、随筆、人物評にいたるまで両者をめぐる文章を初集成。谷崎文学、川端文学への最良の入門であると同時に日本文学の真髄を示す。文庫オリジナル。         〈解説〉梶尾文武

内容説明

谷崎潤一郎を「大谷崎」、川端康成を「微細なるものの巨匠」と讃えた三島由紀夫。世界的にも名高い二人の文豪を三島はどう読んだのか。作家論・作品論はもちろん随筆、人物評にいたるまで両者をめぐる文章を初集成。谷崎・川端文学への最良の入門であると同時に日本文学の真髄を示す。文庫オリジナル。

目次

谷崎潤一郎(大谷崎;谷崎潤一郎、芸術と生活;谷崎潤一郎頌;谷崎潤一郎;谷崎潤一郎論 ほか)
川端康成(川端文学の美;生命の讃歌;「微細なるものの巨匠」;川端康成論の一方法;横光利一と川端康成 ほか)

著者等紹介

三島由紀夫[ミシマユキオ]
1925(大正14)年東京に生まれる。本名、平岡公威。学習院高等科を経て東京大学法学部を卒業。在学中の44(昭和19)年に処女創作集『花ざかりの森』を刊行。戦後47年大蔵省に入り翌年退官。49年に刊行した『仮面の告白』で名声を確立し、以後、文筆活動に専念する。『潮騒』にて新潮社文学賞、『白蟻の巣』にて岸田演劇賞、『金閣寺』にて読売文学賞、『絹と明察』にて毎日芸術賞、『サド侯爵夫人』にて芸術祭賞などを受賞した。68年、「楯の会」を結成し、70(昭和45)年、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

54
評論家としても有名な三島。彼がどのように谷崎と川端を見ているのか興味深かったです。世界的にも名高い2人を作品から人物論に至るまで論じ、両者の最良の入門書だと思いました。2021/06/14

Gotoran

45
三島由紀夫が、谷崎潤一郎と川端康成について、述べた文庫や全集の解説、批評誌での論文。文学論から人物評、対談、祝辞など。三島が、谷崎を「大谷崎」、川端を「微細なるものの巨匠」と讃え、どのように読んだのかを窺い知ることができた。本書をもとに、谷崎の『金色の死』を、川端の『反橋・しぐれ・たまゆら』を読んでみた。折をみて、谷崎の他作品、川端の他作品を再び読んでみたくなった。2022/11/28

優希

40
再読です。三島の谷崎と川端康成の見方が分かります。作家論、作品論、随筆、人物評に至るまで論じた1冊。2人の作家の入り口になるのではないでしょうか。2023/12/08

双海(ふたみ)

17
一曲聴いたら寝るつもりがずるずると読み続けてしまった。川端は旅先で読みたい作家だな。毎年恒例の秋の箱根旅行は今年は無論中止。いつも川端作品を持っていったのだが。谷崎はこれはこれで面白く、どんどん深みにはまっていく作家。読むなら谷崎月間にしてまとめて読みたい。2020/08/12

パトラッシュ

17
世間一般では尊敬され評価も高いが、個人的には肌に合わず敬して遠ざける作家はどうしてもいる。私にとっては谷崎と川端がまさにそれだ。共にテーマや文章が好みではなく、描かれる人間に不快さを感じてしまい、ここ10年以上も読んでいない。反対によく読む作家である三島は2人をどう捉えたのか。共通点として女性への憧れと官能性に着目し、それが谷崎は性的至福に、川端は生命讃仰に結実するとの評価は面白かった。一方、三島作品では官能美の滅びという結末になる。先達の理想を見極め、己の求める主題を明確にするため書いたようにも思えた。2020/07/19

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