中公文庫<br> 武打星

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武打星

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122068803
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

俺は武打星(アクションスター)になる――ブルース・リーに憧れて、長岡誠は身ひとつで香港に渡る。しかし誠を待ち受けていたのは厳しい現実だった。唯一の頼りである先輩のバックには黒社会の影。殺伐とした撮影現場でNG連発。そしてマフィアが待つ九龍城へ……猥雑で魅惑的な1979年の香港を舞台に一人の青年の拳がうなる痛快クライムノベル。

内容説明

俺は武打星(アクションスター)になる―ブルース・リーに憧れて、長岡誠は身ひとつで香港に渡る。しかし誠を待ち受けていたのは厳しい現実だった。唯一の頼りである先輩のバックには黒社会の影。殺伐とした撮影現場でNG連発。そしてマフィアが待つ九龍城へ…。猥雑で魅惑的な一九七九年の香港映画界を舞台に一人の青年の拳がうなる痛快カンフー・アクション。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年、北海道三笠市生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞しデビュー。以後旺盛な創作活動を続け、執筆範囲は警察・サスペンス・アクション・伝奇・SF小説など幅広い。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年に『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞及び日本推理作家協会賞、17年には「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。空手の源流を追求する、「空手道今野塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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活字スキー

10
【「俺のアクションを笑っていたのか?」「だったら、どうだというんだ?」「笑えないようにしてやるよ」】初出は2002年。1980年頃の灼熱の香港を、ブルース・リーに憧れて武打星を目指す日本の若者ががむしゃらに駆け抜ける。読メを始める前にもすごく楽しんで読んだが、今年になって『トワイライト・ウォリアーズ』にやられてから再読したくてたまらなかった。80年頃の香港映画業界話のオッサンホイホイ具合もたまらないが、『トワウォ』効果で香港描写のあれこれには懐かしさすら感じてしまう没入感がヤバい!2025/03/21

鷹ぼん

7
ヒット作連発してるのに、初読み作家(笑)。一番好きな世界のことを息もつかせぬスピードで、ページをめくる手を休ませる隙も与えず、一気に読ませてくれて、スカッとした。香港映画は僕の香港生活の原点の一つ。まあ、主人公のようなトントン拍子に事が進む世界ではないけど、ぎゅっと凝縮されたサクセスストーリーとしては、アリかな。「来るものは拒まず、そっから先はアナタ次第よ」な香港スタイルにもみくちゃにされた若き日の自分をちょっと思い出しながら…。九龍城砦の描写が非常にリアル。功夫の流派も特徴をよく観察してるのがわかる。2020/06/17

saladin

3
ブルース・リーに憧れ、”武打星”になることを目指して単身香港に渡る、という設定は面白い。1979年の猥雑で自由なエネルギーに満ちたカンフー映画の本場、香港という舞台も魅力的だ。が、なんだかヌルい。1つは主人公長岡誠がいまいち魅力的でないから。どれくらい強いのかよくわからないのだ。一応全国大会に出場するくらいだが、優勝するほどの腕前ではないらしく、はっきりしない。香港に渡ってからも、ほぼ自分の妄想(だろう)だけで状況判断して行動し、結局危険な目にも遭わない。その肩透かし感が出てしまったのだろう。2021/08/10

Akio Aratani

3
映画化希望!!!2020/06/18

olive

2
今野敏作品の中の空手の方の話。行ったことない香港の九龍城砦に紛れ込んだような感覚になり一気に読みました。喧騒、臭い、湿度、どれも実際に体験しているような感じでした。息苦しかったり痛かったり、隠蔽捜査書いた同じ人とは思えなかった。 手に汗握る展開で先が読めず最後まで連れて行かれた感じだった。2022/04/24

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