中公文庫<br> 装丁物語

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中公文庫
装丁物語

  • 和田 誠【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122068445
  • NDC分類 022.57
  • Cコード C1195

出版社内容情報

星新一から村上春樹まで――かくも愉しき装丁今昔




そのデザインの源泉は、幅広い好奇心と書物への愛着。


編集者から依頼を受け、ゲラを読み、絵を描き、文字を配し、


一冊の本を作り上げるプロセスを詳しく紹介。




軽妙な語り口にその人柄がにじむ、和田誠さんの本作りの話。

内容説明

洗練と温かみを両立させたそのデザインの源泉は、幅広い好奇心と書物への愛着。ゲラを読み、絵を描き、文字を配し、用紙を選ぶ。描き文字の工夫、レイアウトや配色の妙、画材あれこれ、紙の質感にも心を配って、一冊が出来上がるまでのプロセスを具体的に紹介。星新一から村上春樹まで―数多の装丁を手がけた著者が惜しみなく披露する本作りの話。

目次

装丁で忙しくなり始めたころ
装丁と装幀
谷川俊太郎さんの本
文字について
装丁の依頼
丸谷才一さんの本
映画の本の装丁
先生たちの本
シリーズものの装丁
つかこうへいさんの本
紙の話
画材について
文庫のカヴァー
村上春樹さんの本
人の絵を使う
自著の装丁
言い残したこと
バーコードについて

著者等紹介

和田誠[ワダマコト]
1936年生まれ。多摩美術大学卒。77年から「週刊文春」の表紙を担当。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして書籍の装画、装丁を数多く手がけた。デザイン、絵画の分野で文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞など受賞多数のほか、翻訳、映画監督、エッセイなど幅広い活動により菊池寛賞を受賞。絵本を含む自著は二百冊を超える。2019年10月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

58
昨年秋に和田誠さんの展覧会を見に行ってから、和田誠さんの本が目に入る様になった。これもその1冊。本の装丁に絞った制作エッセイ。装丁を手掛けた作家がまた僕の好みが多い。星新一、北杜夫、遠藤周作、村上春樹、三谷幸喜、モームにアービング等。そしてご自分の作品。知らなかった作家は丸谷才一にジョイス。カート・ヴォネガットさんの文庫カバーを結構お書きになっているのでその登場に期待してましたが、ヴォネガットさん裏話はほんの数行のみで残念。春樹さんと言えば佐々木マキや安西水丸のイメージでしたが和田さんも描いていたんですね2022/02/03

mayumi

38
和田誠さんというと、映画エッセイの「お楽しみはこれからだ」が大好きなんだけれど、和田さんはイラストレーターでもあり、数多くの本の装丁も手掛けていた。本作はそんな和田さんが披露する本作りの話。用紙、文具、レイアウト…なかなかマニアックな話もあり、装丁ひとつ取っても様々な趣向が凝らされていて、改めて本作りは奥が深いと思った。一目で和田さんのイラストとわかるものもあれば、えっこれが和田さんのイラスト?と意外に思うものまで。和田さんのイラストレーターとしての力量も知ることができる内容だった。2021/03/27

Roko

36
デザインにとてもこだわってらっしゃった和田さんが、バーコードと戦っていたということをこの本で初めて知りました。裏表紙の左上にバーコードを入れられてしまったら、せっかくのデザインの邪魔になるじゃないか!という話を出版社の方たちにしたけれど、デザインなんて何とも思っていない人たちに勝手に決められてしまって腹が立ったということが最後の方に書かれていて、普段は穏やかな和田さんが激怒しているのにビックリしたのです。2021/11/19

kei-zu

35
イラストレーターとして著名な著者が、自ら手がけた装丁を語る。上手な語り口での説明は、掲載された多くの写真とも相まって、本の手触りをも感じさせます。 コスト面などの舞台裏も楽しい。本好きによる本好きのための一冊。 とはいえ、私が読んだ本書は電子書籍なので、やや複雑な気分。2022/07/30

@nk

33
イラスト、デザイン、装幀。そして著作や映画などに至るまで。和田さんの生きた証の片鱗が、これでもかというくらい散りばめられていた。登場する面々の凄さ(村上春樹の店に糸井重里と向かう…、とか)に目が回りそうになりながら、語り口調で綴られた作品の説明やエピソードを読み感じるのは、迸る情熱だけでなくどこまでも冷静な視点。ただ、バーコード表記に関する章およびあとがきにおいてのみ、どうしても我慢ならぬという想いが滲んでいたのは、それこそ作品づくりへの拘りによるものだろう。トライセラトップスを聴きながらの読了。⇒2023/09/03

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