出版社内容情報
星新一から村上春樹まで――かくも愉しき装丁今昔
そのデザインの源泉は、幅広い好奇心と書物への愛着。
編集者から依頼を受け、ゲラを読み、絵を描き、文字を配し、
一冊の本を作り上げるプロセスを詳しく紹介。
軽妙な語り口にその人柄がにじむ、和田誠さんの本作りの話。
内容説明
洗練と温かみを両立させたそのデザインの源泉は、幅広い好奇心と書物への愛着。ゲラを読み、絵を描き、文字を配し、用紙を選ぶ。描き文字の工夫、レイアウトや配色の妙、画材あれこれ、紙の質感にも心を配って、一冊が出来上がるまでのプロセスを具体的に紹介。星新一から村上春樹まで―数多の装丁を手がけた著者が惜しみなく披露する本作りの話。
目次
装丁で忙しくなり始めたころ
装丁と装幀
谷川俊太郎さんの本
文字について
装丁の依頼
丸谷才一さんの本
映画の本の装丁
先生たちの本
シリーズものの装丁
つかこうへいさんの本
紙の話
画材について
文庫のカヴァー
村上春樹さんの本
人の絵を使う
自著の装丁
言い残したこと
バーコードについて
著者等紹介
和田誠[ワダマコト]
1936年生まれ。多摩美術大学卒。77年から「週刊文春」の表紙を担当。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして書籍の装画、装丁を数多く手がけた。デザイン、絵画の分野で文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞など受賞多数のほか、翻訳、映画監督、エッセイなど幅広い活動により菊池寛賞を受賞。絵本を含む自著は二百冊を超える。2019年10月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Vakira
mayumi
Roko
kei-zu
@nk
-
- 和書
- やさしいGo言語入門
-
- 電子書籍
- 天皇と日本人 ハーバード大学講義でみる…
-
- 電子書籍
- あかねのハネ(1) マンガワン女子部
-
- 電子書籍
- 君と時計と嘘の塔 分冊版(2)
-
- 電子書籍
- 春告獣【HOPPAライブラリー】