出版社内容情報
堂場瞬一史上売上NO.1警察小説シリーズ
故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。警視庁多摩署で現場に戻った了は、刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が……。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか? シリーズ第二弾。
内容説明
俺はまだ、死んでいない―故郷を去り、警視庁多摩署で現場に戻った了は、署内で冷遇を受ける女性刑事・小野寺冴と組むことに。厄介払いとして押しつけられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、周囲にはなぜか公安の影が。心に傷を抱えた二人の刑事が今、最高のコンビとして立ち上がる。シリーズ第二弾。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
106
堂場瞬一さんの鳴沢シリーズ第2作です。これも再読です。前作での祖父や父親の関係から新潟県警をやめて今度は警視庁に入ります。今度は多摩警察で事件などの場所は覚えていましたが、詳細はすっかり忘却の彼方です。ラグビーの先輩や組まされる女性刑事との関係が重要になります。ホームレス傷害事件が昔の学生運動のつながりなどがあって、ということであっという間に読み終わりました。読みやすさがあります。2021/03/17
のり
66
鳴沢了シリーズ第2弾。新潟県警から警視庁多摩署に戦う場所を移したが、以前の様なギラつきもなく署内でも冷遇され、牙を抜かれた様な状況の「鳴沢」だったが、ホームレス傷害事件を担当するにあたって、同じ様な扱いを受けていた「小野寺冴」と組む事になるが、単純な事件ではなく、闇が深い案件となっていく。似た者同士惹かれつつも反発し合う二人。不器用さがもどかしい。続けて大事な者を失って、鳴沢はどう成長していくのか…2021/10/07
すしな
41
024-26.警視庁に再就職したあと閑職に甘んじていた鳴沢了と相棒・冴がお互いの足りない部分を補いながら事件に向きあう姿が印象的でした。ホームレス襲撃事件の捜査を発端に、学生運動から過激化した極左集団の閉鎖性や、批判だけが評価される体質が内ゲバを生む構造が描かれ、組織の壊れ方が静かに浮かび上がります。冴と鳴沢向こう見ずな行動には危なっかしさを覚えましたが、その揺らぎこそ二人の未熟さと人間らしさを示し、シリーズ初期ならではの魅力になっていました。2026/04/02
かいちゃん
34
鳴沢はカッコいいなとは思う。でもこの小説に恋愛の要素っていらないかもとも思ったわ。 ラストは怒涛でしたわ。2023/01/29
tengen
33
刑事・鳴沢了シリーズ2。新潟県警を辞した鳴沢だが語学採用で警視庁に入り多摩署配属となった。異色入庁や父親のコネを囁かれ疎まれる鳴沢は事件捜査からは外され雑務処理の日々、資料室に引きこもって過ごしていた。ある日ホームレス傷害事件が発生したがさしたる事案でないと彼に捜査が任された。ホームレスの被害者は何故か姿を消した。調べを進めると被害者はかつて過激派革青同に所属していたと判明。過去のセクト仲間によるトラブルなのか?鳴沢同様署内で干される女刑事小野寺冴とコンビで事件解明に挑む。☆彡相変わらず屈託の多い主人公。2025/04/28




