出版社内容情報
ただの小石が、黄金に変わることがあるだろうかーー。貧家に生まれ、一生、地を耕して生きて行くと思っていた呉漢は、運命の変転によって、天下統一を目指す劉秀の将となるが……。三国志の時代よりさかのぼること三百年、後漢を建国し、中国統一を果たした光武帝に最も信頼された武将の生涯を描く。
内容説明
ただの小石が、黄金に変わることがあるだろうか―。貧家に生まれ、一生、地を耕して生きて行くと思っていた呉漢は、天下統一を目指す劉秀とめぐりあい、その将となるが…。後漢を建国し、中国統一を果たした光武帝に最も信頼された武将の生涯を描く。
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、93年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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