中公文庫<br> 南洋と私

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中公文庫
南洋と私

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122067677
  • NDC分類 916
  • Cコード C1195

出版社内容情報

サイパン戦。かつて日本が統治していた地で繰り広げられた、日米の戦争。日本は甚大な犠牲を出し、バンザイクリフの名は今も知られる。しかし私たちは、そこで巻き込まれた島民、生き抜いた者のその後を、想像することがあっただろうか。サイパン、沖縄、八丈島――ミュージシャンで作家の著者が10年を費やし、戦争の痕跡を探しもとめ、生きた証言を拾いつづけたノンフィクション。


〈解説〉重松清

内容説明

「南洋群島は親日的」。それは本当だろうか。かつて日本が統治していた島々で繰り広げられた日米の戦争。そこでは多くの島民や日本から移住した人々が戦禍に包まれ、愛する者を殺された。サイパン、沖縄、八丈島―消えゆく声に耳を澄ませ、著者が十年の歳月をかけて戦争の記憶を書き残した、類い稀なるノンフィクション。

目次

第1章 屋久島の青い海
第2章 小山たか子さん
第3章 Francisco Cruz Satoさん
第4章 Vicent Sablanさん
第5章 Shameem,Felisa,Genevieve―三つの出会い
第6章 青柳貫孝とMr.Blanco
第7章 貫孝のお経とMr.Blancoの涙
第8章 八丈へ
第9章 沖縄へ
第10章 それぞれのサイパン戦
第11章 旅の終わり

著者等紹介

寺尾紗穂[テラオサホ]
1981年、東京都生まれ。音楽家。文筆家。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2006年に『愛し、日々』でシンガーソングライターとしてデビュー。CMナレーションや音楽製作も多く手がける。音楽活動の傍ら文筆家としても活動し、18年から二年間、朝日新聞書評委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まえぞう

12
20年くらい前まで太平洋島嶼国との仕事に携わったので、興味を持ち手にしました。内容は、サイパンに渡った日本人との関係で現地の方々や引き上げてきた日本人からのインタビューをまとめたもので、少し事前の想定とは異なりましたが、一括りでは整理できない歴史が伝わってくる作品でした。2021/10/04

林克也

3
屋久島で読んだ中島敦の「マリヤン」と、本業である川島芳子研究の過程で巡り会った小山たか子さんとによって「南洋」というものが研究テーマになってしまうという、研究者の醍醐味(特権?)にどっぷりと浸かる寺尾紗穂さん。研究って、面白いから、心に突きささる何ものかがあるから、やるんだということがよくわかる。他者のためではなく。いいなあ。おかげでいろいろ知ることができました。2021/07/25

魚53

3
中島敦の南洋ものを読んで、サイパンに興味を持った著者が自分で日本とサイパンの関係性について様々な人の証言を集めながら思索した記録。自分で南洋と向き合い、考えようとしているところがすごい。自分でものを考えるっていうお手本のような本。歴史という大きな括りでは見過ごされてしまう個人の体験を丁寧に拾い集めることは大変で根気がいることだったろう。2020/12/27

おぎゃ

2
読む価値あるけど読みにく~。題材が重いのと、時系列がバラバラなのと、話し言葉の短い切れ方をそのままにしすぎてて。2022/09/16

ゆる読書家

1
これ読んで実際にサイパンへ行った。知らなかった戦争。現地へ誘ってくれたこの本に感謝。2023/12/08

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