中公文庫<br> 南洋通信 (増補新版)

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中公文庫
南洋通信 (増補新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122067561
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

二十八日ノ船デ暑イ所ヘ行ッテ来マス――。一九四一年に南洋庁の官吏としてパラオに赴任した中島敦。その目に映った「南洋」とは。珠玉の小品『南島譚』『環礁』に当時の日記・書簡を加えたオリジナル編集。

内容説明

二十八日ノ船デ暑イ所ヘ行ツテ来マス―。一九四一年に南洋庁の官吏としてパラオに赴任した中島敦。その目に映った「南洋」とは。小品『南島譚』『環礁』に加え、南洋群島(ミクロネシア)から妻子に宛てて毎日のように綴られた多くの書簡を収録。

目次

南島譚(幸福;夫婦;〓)
環礁―ミクロネシヤ巡島記抄(寂しい島;夾竹桃の家の女;ナポレオン;真昼;マリヤン;風物抄)
書簡 昭和十六年六月‐昭和十七年三月

著者等紹介

中島敦[ナカジマアツシ]
1909年(明治42)、東京・四谷に生まれる。30年、東京大学国文学科入学。32年、橋本たかと結婚。33年に卒業し、横浜高等女学校に国語科教師として就職。職の傍ら執筆活動に取り組み、「中央公論」の公募に応じた『虎狩』(1934)で作家としての地位を確立。41年7月、パラオ南洋庁国語編修書記として赴任。持病の喘息と闘いつつ『山月記』『文字禍』等を書き上げ、『光と風と夢』は芥川賞候補になる。42年(昭和17)、職を辞して作家生活に入ろうとしたが、喘息が重篤となり、同年12月に三十三歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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