出版社内容情報
青森に生まれ、絵画を愛し、「日本のゴッホになる」ことを夢見た少年時代。上京し、貧困と極度の近眼に苦しみ、職業を転々としながら独学で奔放無類の個性を開花させた。「板画」一筋に生き抜き、世界のムナカタになるまでを綴った、感動の自伝。
〈序文〉谷崎潤一郎〈解説〉草野心平
内容説明
青森に生まれ、絵画を愛し、「日本のゴッホになる」ことを夢見た少年時代。貧困と極度の近眼に苦しみ、職業を転々としながらも独学で奔放無類の個性を開花させた。「板画」一筋に生き抜き、世界のムナカタになるまでを綴った、感動の自伝。巻末に付録として草野心平との対談「生命の源泉インドを行く」を収載。
目次
「板極道」に序す(谷崎潤一郎)
幼少年時代
帝展初入選まで
苦闘の日々
戦後の作品をめぐって
忘れえぬ人々
大島と沖縄への旅
海外への旅
わたくしの極道
板極道自記
改訂本礼記
著者等紹介
棟方志功[ムナカタシコウ]
明治36年(1903)、青森県青森市に生まれる。高等小学校卒業後、家業を手伝い、また青森地方裁判所給仕をしながら絵を描き始める。大正13年、上京。昭和3年、板画の道に入る。同年、油絵が帝展に初入選。昭和13年、板画『善知鳥』で帝展特選となる。戦後、国際的にも注目されるようになり、昭和30年、サンパウロで開かれた国際美術展版画部で一等賞を受け、昭和31年にはヴェニス・ビエンナーレ展で国際版画大賞を受ける。昭和40年、朝日文化賞を、昭和45年、毎日芸術大賞を受ける。同年、文化勲章を授与される。昭和50年(1975)9月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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