中公文庫<br> 随想録

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中公文庫
随想録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065772
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1195

出版社内容情報

日本財政の神様がその晩年に語った、その財政政策や、政党党首として接した大正デモクラシーの群像。自由主義者としての思索の軌跡〈解説〉井上寿一

高橋 是清[タカハシコレキヨ]
著・文・その他

上塚 司[ウエツカツカサ]
編集

内容説明

日本財政の神様がその晩年に語った、自由主義者として生きた生涯の軌跡。未曾有の金融恐慌を乗り切った財政政策や、政党政治家として接した原敬、山本権兵衛、牧野伸顕、田中義一らの横顔。そして自身の宗教観や家庭観、教育論など幅広く、深い知見に満ちた思索。

目次

明治大帝の御高徳
原が刺さるる朝
原君や牧野君らのこと
政治家の第一歩・山本権兵衛氏のこと
経済演説の嚆矢
政党の内情と困った人達
護憲運動と私の立場
予の「決意」
田中義一君のこと
井上準之助君の死を聞いて〔ほか〕

著者等紹介

高橋是清[タカハシコレキヨ]
嘉永7(1854)年、幕府御用絵師の子として江戸に生まれ、仙台藩足軽高橋家の養子となる。藩の留学生として渡米して苦学。文部省、農商務省、横浜正金銀行を経て、日銀副総裁に就任。日露戦争外債募集に成功した。日銀総裁に昇任後、山本権兵衛内閣の蔵相となり立憲政友会に入党した。大正10(1921)年、首相・政友会総裁に就任。都合七度蔵相を務める。金融恐慌ではモラトリアムを実施、恐慌を沈静させた。また世界大恐慌では、金輸出再禁止、国債の大量発行など積極財政による景気刺激策を推進した。昭和11(1936)年の二・二六事件で暗殺された

上塚司[ウエツカツカサ]
明治23(1890)年、熊本県に生まれる。神戸高等商業学校卒業。南満洲鉄道株式会社(満鉄)勤務を経て、大正9(1920)年、衆議院議員となり当選七回。その間、高橋是清農商務相の秘書官などを歴任。南米開拓事業にも携わった。昭和53(1978)年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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フンフン

5
高橋はケインズ理論を学んでいた。だから昭和の大恐慌からいち早く日本経済を立て直すことができたのだ。2024/07/11

katashin86

2
聞き書きや講演録をまとめた、高名な「自伝」の事実上の続編。原敬暗殺の直前のやり取りの記憶、いまだ語り継がれる恐慌収拾の回想など読みどころ多々。 2.26の最期はとかくこの人にふさわしくない悲劇。たたき上げとしてあまたの経験を経てきたゆえの世俗超越的なところが、当時の人にはどこか選良・特権階級として見えていたのだろうか。2023/03/15

くらーく

1
今ならマスコミに言葉尻を捕らえられて、いろいろと突っ込まれそうな事を書いているなと。女性観なんかね。個人的には同意だけどな。 また、経済に関するところは、欧米の事を良く知っていたし、その上で凌駕するような考えがあったんじゃないかねえ。実際に、景気回復のための金融緩和をした後に、財政再建のための引き締めもしているし。結構、短期間で結果を出しているところは、世界でも珍しい経済が分かった政治家だったのではないかと。平成の是清と言われた方とは、レベルが違うのではないかねえ。随想録なんで、どこから読んでもOK。2019/04/20

akanishi

1
禁煙の話が面白かった。蔵相として軍事費ほかを削減しているので、悪いと思って禁煙したという。当時77歳くらいか。2019/01/09

Sosseki

0
昭和恐慌の取り付け騒ぎを、モラトリアムでわずか一月余りで収めた発想、経済・金融への理解、金融機関や政府関係者への説得や根回しを経済学など学んだことのない人物がやり遂げたのは信じられない。目を悪くし、病気を押して蔵相も務めながら、82歳で2.26で暗殺される。語り口は分かりやすく、奢らず、他国との協調を重んじ、人であれ、企業であれ意味もなくお金を貯めこむことをよしとしなかった。どんな仕事であれ真摯に向かうことの大事さを説いているが、その通りの人生だ。2021/05/12

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