出版社内容情報
あの頃からカゲキでした……。七〇年代に収録された対談から、男の本音、女の本質をスルドく突いて、名言こぼれ落ちる抱腹絶倒の十三篇を厳選。ふたりの女流作家が、男のかわいげ、浮気と嫉妬、夫婦ゲンカ、いけずの楽しみなどを語る。中山あい子を迎えて、男性作家の魅力について語る覆面鼎談、野坂昭如との鼎談、筒井康隆、川上宗薫による未来予想図も収録、バラエティ豊かな対談集。
佐藤 愛子[サトウアイコ]
著・文・その他
田辺聖子[タナベセイコ]
著・文・その他
内容説明
女の浮気に男の嫉妬、人のかわいげなどを縦横に語りあい、男の本質と女の本音を鋭く突いた抱腹絶倒の対談集。野坂昭如、中山あい子との鼎談のほか、筒井康隆、川上宗薫が描く二人の未来予想図も収録する。「イカリの愛子」「いけずのお聖」の若かりし頃の熱気とエネルギーが溢れる一冊。
目次
1 男の結び目(男の背中、女のお尻;ここで一パツ泣く女;かわいげのある男、ない男;権力欲あれこれ;色事と嫉妬 ほか)
2 男と女の結び目(あぁ男 おとこ;銃後と戦後の女の旅路;匿名座談会 男性作家読むべからず(佐藤愛子×田辺聖子×中山あい子)
鼎談 愛と聖のはざまで(佐藤愛子×田辺聖子×野坂昭如)
愛と聖(野坂昭如) ほか)
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
1923年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒。同人雑誌「文藝首都」に参加し、執筆を始める。69年、『戦いすんで日が暮れて』で直木賞、79年、『幸福の絵』で女流文学賞、2000年、菊池寛賞、15年、『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞、17年、旭日小綬章受章
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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