出版社内容情報
武家屋敷が連続して焼失、出火元の旗本は改易された。検分した扇太郎は放火(赤猫)であることを突き止め、彼らの莫大な隠し財産に驚愕する。闕所の処分に大目付が介入、謎の刺客集団が次々と襲いかかる。死闘を繰り返し、大御所家斉の死後を見据えた権力争いに巻き込まれていく。待望の新装版シリーズ第三弾。〈解説〉末國善己
内容説明
武家屋敷が連続して焼失、出火元の旗本は改易された。検分した扇太郎は放火(赤猫)であることを突き止め、彼らの莫大な隠し財産に驚愕する。そこへ闕所の処分に大目付が介入、さらに謎の刺客集団が次々と襲いかかる。大御所家斉の死後を見据えた権力争いに巻き込まれていく扇太郎だが…。新装版シリーズ第三弾。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒、歯科医師。97年小説CLUB新人賞佳作。2001年作家デビュー。時代小説を中心に活躍。単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
86
闕所物奉行 裏帳合「赤猫始末」3巻。ぼちぼちと鳥居耀蔵に赤っ恥をかかせられないのかなと楽しみにしておりますよ。2018/07/18
はかり
15
シリーズ3巻目読了。今冊は赤猫(火事)の頻発。それも将軍と大御所の許に仕える旗本家ばかり。闕所となったこれらを扇太郎が担う。矢組の襲来もあって扇太郎も追い詰められるが、何とかこれを撃破。それにしても、朱鷺は口数が少ない女だが、示唆に富んだ言葉を吐く。2021/02/04
Hugo Grove
14
赤猫という言葉につられてシリーズ3作目から読んでしまった。2018/01/14
Hugo Grove
10
再読2018/10/23
わたしは元気
5
面白かった。 次、読みます。2020/12/02