中公文庫<br> 誤断

個数:
電子版価格
¥902
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
誤断

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月05日 09時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122064843
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。相次いで発生している転落死亡事故に、自社製品が関わっている可能性があるというのだ。各地の警察に赴き、自社製品の使用履歴を密かに調べる槇田。経営不振により外資企業と合併交渉中の長原製薬にとって、この時期の不祥事は致命的だ。槇田は被害者家族の口を金で封じるという業務を任されるのだが、過去の公害事件も再燃してきて――。警察小説の旗手が挑む、社会派サスペンス!

内容説明

長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘任務を命じられた。相次いで発生した転落死亡事故に、自社製品が関わっている可能性があるという。外資企業と合併交渉中の長原製薬にとって、この時期の不祥事は致命的だ。被害者家族の口を封じるために動く槇田は、隠蔽された過去の公害事件にも直面し―。巻末に「玉山鉄二×堂場瞬一対談」を収録。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

76
製薬会社なのに不祥事を隠蔽する体質が改善されない。副社長の命で揉み消しに指名された「槙田」。会社の倫理と社会の倫理は違う。事の重大差と上司の圧力の板挟みで擦りきれる心。一社員と一人の人間としての葛藤。人命に関わるからこそ決して隠蔽は許されない。2019/12/02

Rin

62
【図書館】主人公は普通のサラリーマン。毎日仕事をして家に帰る。そんな風に続くはずの日常が突然、上司によって奪われてしまう。会社のために、会社を守るために。そのための上司の判断に、部下はどこまで従うのか。自分の将来と、会社の在り方。製薬会社だけの問題ではない。主人公だけではなく相手側や上司まで、それぞれの葛藤が伝わってくる。誤断は会社だけではなかったのかも。その時はそうするしかなかった…という言葉が聴こえてきそうな気がする。主人公があそこで留まることができて良かった。でも最後の最後には悲しみがありました。2018/08/23

pdango

59
★★★★☆製薬会社の闇。大企業の会社ぐるみの隠蔽、起こるときはこんなふうなんだろうなと。2019/06/11

てつ

57
面白かった。最後まで一気読み。堂場さんは企業小説も面白い作品を書きますね。ただ、公害というテーマは少し重すぎたかも。現実離れの設定に見えてしまいました。2017/12/05

Syo

32
う〜む。 倫理。 会社が大事か 人の命が大事か。 当たり前のことなのに できない…。 う〜む。2019/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12384680
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品