出版社内容情報
榊扇太郎は目付鳥居耀蔵の命を受け、闕所となった蘭学医高野長英の屋敷から一通の書付を発見する。そこには異国の力で幕府を倒す計画が描かれていた。仇敵を倒そうとする鳥居の陰謀と大事にしたくない老中水野忠邦の狭間に困惑しながらも、真相究明に乗り出す! 蛮社の獄を舞台とするシリーズ新装版第二弾。
内容説明
目付・鳥居耀蔵の命を受けた榊扇太郎は、闕所となった蘭方医・高野長英の屋敷から一通の書付を発見する。なんとそこには異国の力で幕府を倒す計画が描かれていた!仇敵を倒そうとする鳥居の陰謀と、大事にしたくない老中水野忠邦の狭間に困惑しながらも、真相究明に乗り出す扇太郎だったが…。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒、歯科医師。97年小説CLUB新人賞佳作。2001年作家デビュー。時代小説を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
107
闕所物奉行 裏帳合「蛮社始末」2巻。老中水野忠邦と目付鳥居耀蔵 との間を付かず離れず上手く渡りぬけ天満屋孝吉、吉原の人たちを味方につける榊扇太郎さん、ヒヤヒヤドキドキ楽しませてもらいました次巻が待ち遠しいですね。2018/04/08
黒豆
7
史実である蛮社の獄を舞台にした駆け引き編、斬り合いで血の海になった部屋の後始末大変そう! 主人公 榊扇太郎と仲間たちの距離感の設定が微妙で、いかようにも多様な出来事を設定して楽しめる。さあ次の赤猫始末へ2017/12/01
わたしは元気
4
今まで読んだもの二本ちょっと違う感じ。 面白いわぁ。2020/11/30
ばるたん
2
段々と展開が読めてきたが、肝心の主人公の性格がイマイチ不明。次号へ。。2021/01/11
半べえ (やればできる子)
1
★★★2021/09/28
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- 和書
- 老後は銀座で