中公文庫<br> 台所重宝記

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台所重宝記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122064478
  • NDC分類 596
  • Cコード C1195

出版社内容情報

食材選びと貯蔵法、和洋様々な料理のコツから衛生まで、台所まわりに知らぬことのない妻君が、ドジごしらえの下女を相手に暮らしの知恵を溢れるごとく開陳する――空前のベストセラーとなった明治期の新聞小説『食道楽』、その情報部分をトピック別に抽出。往時の食の豊かさを伝え、現代生活にも役立つ〈実用書の元祖〉、初の文庫化。巻末に、一年三六五日の献立を記した料理暦を付す。〈解説〉千野帽子

内容説明

食材選びと貯蔵法、料理のコツから衛生まで、台所まわりに知らぬことのない妻君が、暮らしの知恵を溢れるごとく開陳する―空前のベストセラーとなった明治期の新聞小説『食道楽』、その情報部分をトピック別に抽出。往時の食の豊かさを伝え、現代生活にも役立つ“実用書の元祖”、初の文庫化。一年三百六十五日の料理暦付。

目次

米問答
飯問答
漬物問答
醤油問答
酢問答
味醂問答
酒問答
味噌問答
牛乳問答
水問答〔ほか〕

著者等紹介

村井弦斎[ムライゲンサイ]
1863年、豊橋に生まれる。九歳でロシア語を学び始め、東京外国語学校に学ぶ。88年より郵便報知新聞の客員となり、家庭小説、少年向け小説、軍事小説など様々な新聞小説を執筆するほか、論説、評論、書評、随筆にも筆を振るう。1927年没

村井米子[ムライヨネコ]
1901年生まれ。東京女子大学卒業。34年から43年まで日本放送協会に勤務し、婦人家庭番組を担当。女性登山家の草分けとして、また食文化研究家としても活躍し、随筆、紀行を発表したほか、父・村井弦斎の著作の編訳を行った。1986年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

58
家事に熟達した奥様と、味噌汁を「煮詰まるほど」煮る下女の三ちゃんとの問答形式で家事全般の知恵を開陳する本。知識を得るというより、明治の家庭を覗くような気持ちで楽しみました。冷蔵庫も電灯もなかった時代、食品の衛生管理から毎日のランプ磨きまで奥様達の苦労が偲ばれます。また西洋の食材や料理の話題には、文明開化の香りがあって特に心惹かれました。そして台所の衛生について説く奥様の言葉からは、家政で大切なのは「親切の心」、家族や自分の体を思いやる気持ちなのだということが窺われ、遠い明治の家庭が親しく思える一冊でした。2020/12/11

Inzaghico (Etsuko Oshita)

5
明治38年にアーティチョークやビーツが登場しているのに驚く。やたらホワイトソースが出てくるのにも驚いた。そして今から見ると不思議に思えるものも。「サラダの葉を取って、酢の代わりにレモンの液でサラダをこしらえても不眠症に効く」というのは、サラダの葉(一体それは何?)が不眠症に効くのか、レモンが不眠症に効くのか、知りたい。口が臭くて悩んでいる下女に、細君は鰹を塩辛を毎日食べることを進めるが、それだともっと臭くなりそうなんだけどな。毒をもって毒を制す?!2019/10/01

ごま猫

5
読んでいてわくわくする。掃除や検査に使う聞きなれない薬や器具にもときめくし、私も使ってみたい!やってみたい!と思わせられました(現代ではあまり必要なさそうだけど)。巻末のレシピ集は現代っぽいのもあり。幾つか付箋を貼ったのでいつか作る。道具問答の挿し絵も素敵。もっとあればいいのに。2018/05/26

fukura

1
こねたがいっぱい2020/08/08

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