中公文庫<br> SRO〈7〉ブラックナイト

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中公文庫
SRO〈7〉ブラックナイト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 552p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122064256
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

新宿で起こった闇金業者殺しの現場から、同じころ遺体で発見された身元不明の少年の指紋が見つかった。新宿と亀戸、闇金業者と少年……。全く無関係に思える二つの事件の関連に興味を抱くSRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査結果から、少年が実年齢より発達が遅れていたことを知るのだった。そんな中、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子がいよいよ動き出す。見込んだ担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出す。そのターゲットとは――。累計60万部突破の大人気シリーズ最新刊!

内容説明

新宿の闇金業者殺しの現場から、亀戸で遺体となって発見された少年の指紋が見つかった。SRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査により少年の発育に遅れがあったことを知る。同じ頃、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子が動き出す。担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出した。そのターゲットとは―。

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

145
これも一気読み。面白い。ここまで読んだ人はすでに気づいているはずだが奇数巻は房子、偶数巻は新しい殺人鬼。今回もだいたいそれに沿っているが、二つの話が同時進行で新しい殺人鬼も彩を添える豪華版。書きたいこと書くとネタバレになるのでこの辺で。1巻が1番好きだが同等以上のできばえと思う。今回は殺人初心者の逞しい?成長ぶりが描かれる。心理描写が面白く、お、これならとabsintheもちょっと殺ってみようかと思わせるほど。2019/01/29

おしゃべりメガネ

136
シリーズ第7弾ですが、相変わらず'勢い'は止まりません。本シリーズはどれもボリュームが厚めで、本作も500頁超なのですが、予想どおり?まんまと引き込まれ、アッという間に読了でした。本作は虐待や居所不明児童をテーマにしながらも'キラークイーン'「近藤房子」もしっかり登場させており、シリーズをとおして読んでる方には期待を裏切らない展開となっています。当然?完結ではないので、続きがあるとは思いますが、今後も楽しみなシリーズです。でもやっぱり虐待テーマで子供が主役になると読んでいて、切なくなってしまいますね。2018/11/02

のり

118
拘置所の病棟に入院しているシリアルキラーの近藤房子。担当の看護師の不満を解消すべく、操り殺人鬼へと導く。そんな中SRO(警視庁広域捜査専任特別調査室)の面々は、未成年者絡みの連続殺人事件を追う。彼等の過去には児童虐待、ネグレクトの傷を抱える。その内容はあまりにも痛ましい。SROのメンバーも複雑な事情が絡み、解体の危機に向かうのか?2018/09/22

KAZOO

114
久しぶりのSROモノですが、従来の主人公たちの活躍は今回はあまりなかったようです。犯罪者が中心となっていて子どもを使った手口での話が大分を占め、振り込め詐欺などもそうなのですがやはり時代の風潮をかなり反映しているのでしょうか。また凶悪犯罪者が脱獄してしまって今後はそこらへんが中心となっていくのでしょう。2017/08/02

セウテス

82
【SROシリーズ】第7弾。無国籍の児童問題、昔は密入国者などであったのが、今や日本人の普通の人がルールを守らない為に、子供たちが被害にあっているという。親の身勝手から、生きる為に犯罪に身を置く児童問題と、老人の在宅介護の限界から起こる家庭内犯罪を、対比の様に展開する物語。刑務所の病棟にいる近藤房子が、どの様に人を懐柔していくのか、どの様に犯罪に絡んでいくのか。ただ生き抜く為に殺人者になる児童たちは、国や社会の有り様で失くす事が可能だろう。何とも辛い読書であったが、0係の寺田の話などの絡みはほっこりする。2021/06/21

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