内容説明
円山町のラブホテル街で女性の扼殺死体が発見され、渋谷署に特別捜査本部が設置された。警視庁捜査一課の若手刑事・根本恭平は、証券会社に勤める恋人とのデートをキャンセルし、所轄のワケありベテラン刑事とともに聞き込みを始める。被害者は外資系証券会社のキャリアOLであることが判明したが…。現代の矛盾に鋭く斬り込む、名作警察小説。
著者等紹介
久間十義[ヒサマジュウギ]
1953年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。87年「マネーゲーム」で文藝賞佳作に入選しデビュー。90年『世紀末鯨鯢記』で三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シアン
7
一流企業に勤める女性が、円山町で遺体で発見された。ある事件を彷彿とさせる事件だが、調べていくうちに、思わぬ事実が明らかになっていく。多方面の描写があり、今後事件が繋がっていくのかも含めて、楽しみであるが、そのせいで個々の刑事の印象が薄い。総括は下巻にて。2017/07/31
おしょも
4
久しぶりに読み飛ばしました。初読みの作家さんでしたが、なんとも読みにくい。興味深いストーリーだったのですが。残念を2017/11/23
オオイ
2
渋谷円山町で外資系証券会社総業職の OLが殺される、東電OL殺しをまねた話だが人間関係他がかなり複雑すぎるくらいにに作られている感あり下はどうなるのか?2017/12/25
らんちあ
1
まあまあ2021/12/27
数奇屋
1
これから面白くなるのか?2018/11/24