内容説明
日露戦争の激戦から瀕死の重傷を負いながら生還した一将校による実戦記。戦場の有り様と兵士たちの心情を描いた本作品は各国で翻訳され、世界的ベストセラーとなった。だが、ここから生まれた「肉弾」という言葉はやがて精神主義の標語と化していく。稀代の名作を、百余年を経て新字新仮名にて初文庫化。
目次
戦友流血の地
大命下る
征衣上途
日本海上
いよいよ上陸
旅順の価値
南山へ
戦後の南山
敵状偵察
俘虜の初狩〔ほか〕
著者等紹介
櫻井忠温[サクライタダヨシ]
1879(明治12)年、愛媛県生まれ。1901(明治34)年、陸軍士官学校卒業。松山の歩兵第二二連隊付少尉として日露戦争の旅順要塞戦に従軍、瀕死の重傷を負い、死体と間違われて火葬される直前に息を吹き返した。その後、陸軍省新聞班長を経て少将、予備役編入。1965(昭和40)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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