内容説明
一九三八年、日本大使館の改築のためベルリンに赴任した著者。改築資材を求め奔走し、歴史的建築物を訪ね歩く日々だが、戦火は否応なく迫っていた。建設総監シュペールとの面会、ベルリン芸術週間―歴史の転換点に立ち会ったモダニズム建築の巨匠、若き日の記録。
目次
雪あかり日記(うすら寒い日―ベルリンの歩道;鉛色の日―暗い気候;凍てつく日―ベルリンの庭石;どんよりした日―無名戦士の廟;薄日さす日―フンボルトの旧邸 ほか)
せせらぎ日記(早春のパリ;モネと睡蓮;パリ郊外;ドイツ人の質問;ナチス・ドイツの冬 ほか)
著者等紹介
谷口吉郎[タニグチヨシロウ]
1904(明治37)年金沢市生まれ。1928(昭和3)年東京帝国大学工学部建築学科を卒業。43年に東京工業大学教授、65年同名誉教授。62年、日本芸術院会員。博物館明治村の創設に携わり、65年初代館長に就任する。67年、谷口吉郎建築設計研究所を開設。73年、文化勲章を受章。79年、七十四歳で逝去。主な作品に藤村記念堂、東宮御所、帝国劇場、東京国立博物館東洋館、迎賓館和風別館などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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