内容説明
小児科医として、かけがえのない、いのちを見続けてきた体験から、本当に大切なものや、後世に伝えていくべきものを語る。あらためて人間同士のつながりや共感することの意味を問い直す。日々の暮らしに希望を見出す珠玉のエッセイ集。『暮しの手幀』の人気エッセイ「いつもいいことさがし」の文庫化第二集。
目次
第1章 「がんばれ」について考えました
第2章 自分の身体にきいてみましょう
第3章 「こころ」の体操を大切に
第4章 仕事は困っている人のために
第5章 日々を続けていくために
第6章 四十年のよかったこと
著者等紹介
細谷亮太[ホソヤリョウタ]
1948(昭和23)年、山形県生まれ。72年、東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院小児科に勤務、77年から80年にかけてテキサス大学がん研究所付属病院小児科に勤務し、その後聖路加国際病院に復職、同病院副院長・小児総合医療センター長を経て2015年より顧問。俳人、俳号は喨々(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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