内容説明
トスカニーニ、フルトヴェングラーの交響曲、ソプラノのレーマン、バスのシャリアピン、名盤を聴きぬいた鋭い審美の耳と情熱の筆が、音楽愛を説きレコード愛を語る、あらえびす=野村胡堂の古典的名著。上下二巻。
目次
歌(ソプラノ;メツォ・ソプラノ ほか)
管弦楽(トスカニーニ(ニューヨーク・フィルハーモニック管弦団)
フルトヴェングラー(伯林フィルハーモニー交響楽団) ほか)
器楽(オルガン;クラヴサン ほか)
巨匠の回顧(歌の骨董レコード;メリー・ガーデン ほか)
付録 レコードファン心得帳(レコードの保存と手入れ)
著者等紹介
あらえびす[アラエビス]
明治15年(1882)、岩手県に生まれる。本名・野村長一。東大を中退し報知新聞社に入社、のち編集局相談役、顧問などの要職につく。野村胡堂のペンネームで小説・人物評論を、あらえびすのペンネームで音楽・レコード評論を発表する。レコードの蒐集でも著名。主な作品に、昭和6年より二七年間書き続けた『銭形平次捕物控』(昭和33年菊池寛賞を受賞)などがある。昭和38年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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