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中公文庫
食味往来―食べものの道 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060715
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1177

内容説明

南北に長い島国日本。まともな陸路もなかった平安時代以前から、北国で採れるコンブは都を中心として近畿、さらには沖縄で食文化として根付いた。その他にもニシン、サバ、ブリ料理などの山奥への食べものの飛び地伝播は枚挙にいとまがない。世界無形文化財に「日本料理」が選ばれた今、そのルーツの謎に迫る。

目次

プロローグ 食べものには道がある
1 コンブのたどった道
2 黒潮にのったしょうゆと魚
3 街道を伝わる料理
4 海を渡る食べもの
5 大陸からの贈り物
6 エリアを分ける食習慣
7 人でつながる食べものの道
8 食べものが道をつくる
エピローグ 食べものの道の消失

著者等紹介

河野友美[コウノトモミ]
昭和4(1929)年、兵庫県に生まれる。関西学院大学理工専門部食品科学科を卒業。大阪市立大学家政学部助手などを経て、大阪薫英女子短期大学教授、河野食品研究所所長を歴任。平成11(1999)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

6
食材や料理方法の伝わる「ルート」から日本料理のルーツを考察しています。その土地で採れる食材が郷土料理になっているのかと思いきや北海道で採れる昆布を使った料理が沖縄に沢山存在するなどはるか昔から食材の流通が活発であったことがわかり勉強になりました。2015/02/21

niz001

3
旧版読んでないはず。『道』(海路含む)に中心軸を置いた食の伝播について。2015/02/18

えるまぁ

1
筆者が自ら食べたりした経験も踏まえて食の伝播を考察した読み物。引用文献の紹介等もなくサラリと読めるが、味も形も残らない伝承的な品だけに「思う」「かもしれない」という記述が多く、一寸調査不足の感が否めない。まぁ大方正しいだろうし読み物として歴史に遊ぶのも楽しいもの。2015/03/25

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