内容説明
日本史上空前の被占領の時代。七年間に及ぶ激動の日々を、現場の責任者たちはどう見たのか。米軍の進駐、憲法制定、戦場からの復員、財閥解体、公職追放、農地改革、東京裁判、アジア諸国からの亡命者たちなど、毎日新聞政治部記者が関係者の肉声を収集。日本独立を機に綴った貴重な証言記録を復刊。
目次
軍使、マニラへ飛ぶ
厚木基地の混乱
連合軍の進駐
ミズーリ号上の調印
軍政をくいとめる
東京への進駐
海外からの復員
戦犯の指定と逮捕
日本刀の問題
DDTと女〔ほか〕
著者等紹介
住本利男[スミモトトシオ]
明治41(1908)年生まれ。東京大学仏文科を卒業後、毎日新聞社に入社。政治記者として首相官邸、政党などを担当し、昭和23(1948)年に政治部長となる。27年のサンフランシスコ講和会議には特派員として派遣された。その後、東京本社編集局長、西部本社・大阪本社・東京本社各代表を経て47~48年副社長を務める。60(1985)年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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