出版社内容情報
通じないカタカナ英語に、さようなら。よく使われるカタカナ語を、場面に即した英語に言い換え、ネイティブに確実に伝わるようにして差し上げますよ。
内容説明
ノルマ、クールビズ、モーニングサービス。マザコン、プラスアルファ、ライフライン。英語ふうだけど英語ではないカタカナ語。日頃、便利に、そして何気なく使っていますが、もしネイティヴ・スピーカーに言ったとしたら…。場面に応じたぴったりの言い換えを教えてくれる、目から鱗の英語教室。ネイティヴにつうじる表現、気の利いた言い方とは。
目次
ランチする
ドンマイ
モーニングサービス
ガッツポーズ
ペットボトル
手づくりクッキー
英語をマスターする
チャレンジする
ジョークだよ、ジョーク
バイトする〔ほか〕
著者等紹介
クラフト,キャサリン[クラフト,キャサリン] [Craft,Kathryn A.]
アメリカ、ミシガン州で生まれ、オハイオで育つ。ボーリング・グリーン州立大学卒業。通訳、翻訳家。幼い頃より言語に興味を抱き、ハイスクールでフランス語を学び始める。ロシア語、イタリア語、日本語にも関心をもち、南山大学の交換留学生として来日。現在は、企業や予備校で英語を教える傍ら、英語月刊誌『ET PEOPLE!』を編集発行している
里中哲彦[サトナカテツヒコ]
1959年、静岡県生まれ。早稲田大学政経学部中退。河合塾英語科専任講師、河合文化教育研究所研究員、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活火山
1
和製英語について文化史的に考えるというのではなく、うっかりミスを減らすための啓発書。と書くとお固くなってしまうが、軽い読み物として楽しく読める。例文も多く、非常にわかりやすい。これだから英語教育はと目くじらを立てるのではなく、言語にまつわるよくある、そしてなくなることはないであろうちょっとしたミスを、楽しみつつ、ただしていくというのがよいかもしれない。日本語でも、地方出身者であるなら、方言を共通語と思って使っていたという経験はあるのではないだろうか。2014/06/21
mnr
1
これなかなかおもろい。こんなん読んでると海外いきたくなってしまう。海外へ行くと、伝えたいことが伝わらない、というシーンに必ずぶつかる。‘How can I say...?’を繰り返し、相手が汲み取ってくれようとするだけに、ついつい表情もボディランゲージも過剰になる。大変なはずなのに、なぜだか楽しい。そんな記憶が蘇ってきました。2014/03/27
読人
0
良くある、和製英語のが間違いを指摘する内容だが、同類の書籍と比べ正しい英語の例文が多くその違い分かりやすい。2014/04/29