中公文庫<br> 仇討ちの客―高瀬川女船歌〈6〉

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中公文庫
仇討ちの客―高瀬川女船歌〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122058408
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

父の敵を探して二年。十二歳で美濃加納藩を旅立ち、今は母、下僕と柏屋に逗留する大炊助。だが、大炊助の剣の腕は上がらず、世話を焼く宗因は仇討ちに不安を抱く。

内容説明

父の敵を探して二年―母、下僕とともに十二歳で美濃加納藩を旅立った上沼大炊助一行は、路銀に窮し「柏屋」に逗留することになった。宗因は彼らに手を貸そうとするが、大炊助の剣の腕が上がらず、仇討ちの実現に不安を抱く。そんな時、下僕の安五郎が博打で一儲けして…。武士の掟、仇討ちの果てにあるものとは何なのか?高瀬川に集う人々の哀歓を描く人気シリーズ。

著者等紹介

澤田ふじ子[サワダフジコ]
昭和21年(1946)、愛知県生まれ。愛知県立女子大学卒業後、教師、西陣綴織工を経て作家に。57年『陸奥甲胄記』『寂野』で吉川英治文学新人賞を受賞。平成16年度京都府文化賞功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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旅に疲れた母、息子、従者が京に留まる。この登場人物を軸に今回の一冊は話が進む。シリーズの楽しみはレギュラーメンバーに出会うこと。そして新しい出会いがあること。武家社会において生きる道の価値観を一緒になって考えてみる、著者の本はいつも楽しみだ。2014/09/18

zuccalove

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やっぱり、いい宗因さま。 実写で見てみたい。2013/11/22

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