中公文庫<br> フェイスレス―警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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中公文庫
フェイスレス―警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結

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  • サイズ 文庫判/ページ数 452p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122058040
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

都内の大学構内で爆破事件が発生した。現場に急行する墨田署刑事課の一柳美結巡査。しかし、事件は意外な展開を見せ、さらなる凶悪事件へと……。

内容説明

外国人留学生から評判の悪い教授が、大学の研究室で爆殺された。捜査本部が設置され、墨田署刑事課の一柳美結巡査も捜査に加わった。現場近くにいた講師の佐々木忠輔と留学生たちに事情聴取をする美結だが、第二の爆破事件が起きてしまう。一方、捜査本部では、国際的サイバー犯罪者“C”の名前が被疑者として浮上していた。

著者等紹介

沢村鐵[サワムラテツ]
1970年、岩手県釜石市生まれ。2000年『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

175
面白かった。本巻では完結しないので、今後主人公が成長していくのだろう。サイバー空間の戦いも実世界の戦いも楽しめる。単純そうなとっかかりから想像もつかない世界が広がりだす。主人公の女刑事も面白い。後半、謎を次々解き明かすのも、サイバー空間で活躍するのも、逮捕劇も主人公が傍観者に回ってしまうのが残念だった。主人公の今後の成長に期待というところか。2017/05/26

KAZOO

112
沢村さんの別のシリーズの最終巻が待ちきれないので、その前のシリーズ4冊を読むことにしました。若い刑事あるいは警察官僚たちと大学の関係者などが、サイバーテロリストあるいはスパイと対峙していくので最初の巻を読んですぐ引き込まれました。2017/11/07

タックン

68
刑事物語かと思ったら公安・スパイ絡みでサイバーテロまであって盛りだくさんでこんがらがった。その割には読んでて次巻を想定したステーリー展開なので興ざめしちゃった。おまけにヒロイン美結の活躍が少なかったので誰が主役かわからなかった。Cが誰かもとめて次巻読むか未定だなあ?2015/02/07

いーたん

47
シリーズ全4巻構成の第1巻め。完結の4巻めは今夏に発売予定とのことで、既に待ちきれない気持ちになっています。さて、1巻の本作のタイトルは『フェイスレス』読んでタイトルの意味が分かりました。2巻以降も恐らくキーワードがタイトルになっていると推測できます。全4巻構成の起承転結の『起』である為、伏線がばら撒かれ、まだまだ謎が多く、2巻以降に対する欲求が刺激されます。2014/06/08

Pure

46
なんだ、この巻で話が終わらないのか。4巻セットなのか?この展開であと3冊は辛くないのか?心配になります。サブタイトルにまでなる主人公のキャラが全く立ってないのはどうなの?周辺の脇役も誰が誰だか分かりづらい。キャラ立ちしてないのは、主人公同様。前半の文章は説明口調が多く、流れない。なんて書いてくると、ケチばかり付けているようですが、面白いことは面白いのですよ。この先、どう展開するのか楽しみなことは楽しみ。う〜ん、感想も中途半端だなぁ^^;。2016/10/15

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