中公文庫
風の教室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122057326
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

東京郊外の小学校に現れた熊みたいなでっかい先生。六年生になる治生の新しい担任だ。国語の授業は詩の暗誦、体育は女子もいっしょにラグビーばかり。「体に刻みこむ」って言われても…。でも、クラスの雰囲気が変わってきたぞ。相沢さんいじめはなくなるかな。小学生から大人まで、読んで爽快、学校小説。

著者等紹介

上岡伸雄[カミオカノブオ]
1958(昭和33)年、東京に生まれる。1985年、東京大学大学院英文科修士課程修了。明治大学英文科教授等を経て、2006年より、学習院大学文学部英語英米文化学科教授。1998年、アメリカ学会清水博賞受賞。専攻、現代アメリカ文庫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

seraphim

14
読友さんからお借りした本。東京郊外の小学校が舞台のお話。新任の先生がラグビー馬鹿(良い意味で)で、先生の影響でクラスのみんながラグビーに夢中になっていく。何かに夢中になり打ちこむ人の姿は素敵だ。物事の基礎になる練習は単調で退屈だったり、キツかったりするが、そこで投げ出さずに続けられるかどうかが、その人が成長できる鍵になるのだと感じられるお話だった。うるっとしてしまった。これもYAリストに推薦しようと思う。2013/09/22

Pure

13
ひたすら真っ直ぐな本です。青竹を割ったような本です。あまりにも真っ直ぐ過ぎて大人からみたらお伽噺めいているとも言えます。しかし、上質なジュブナイルです。素敵な成長物語です。そんな青臭い話ですが、ラスト4ページで思わずウルっと(^^;。高校時代にラグビー部であった私としては、超お薦めとしておきます(笑)。2014/12/17

12
良き師との出会いは人生の宝だと思います。師、という存在ではなくとも、あの時この人に出会えたおかげで今の自分がいる、そんな存在が私にも何人かいます。本書の6年1組の生徒、羨ましいです。1人の強烈な先生がやってくる、先生の考え方を知る、自分の考え方が変化してくる、そして考え方が変わりました。もしかしたらその先、生き方が変わり、更にもしかしたら人生が変わるかもしれない。人の痛みを知る、相手を思いやる、ことは大人でもなかなかできません。フィクションなのですが言いたくなります。6年1組のみんな、君達は本当に幸運だ。2013/05/15

七色一味

11
読破。タッチラグビーを通して、新任の先生と六年一組の生徒との交流を深めて行くお話し。あー、こんなイジメが、私が小学校の時にもあったな。まあ、私の小学校時代っていうのは、こんな単純な理由でのイジメではなかったけど──。同和問題に直結したイジメだったけど。そんな、苦い思いでを振り返りながら、どんどん結束力が高まって行くクラスの様子が、実に微笑ましい。2013/01/07

銀雪

9
旧題『この風にトライ』のほうも読んでいたけどこちらも購入。何度読んでもやっぱり好きな小説。そしてカズはやっぱりいい男だ。こういう成長物語はとても好き。全体的に、小学生男子たちの描写がほどよくリアルでいいね。でも物語の展開は、小説ならではの綺麗さで。今読んだらご都合主義っぽさも感じなくもないけれど、そこがこの作品の魅力でもあると思う。解説を読んで思ったけど、私の小3、4年の頃の担任の先生もアッシーに似てる。私たちは「詩」「劇」がそんな感じだったかも。いじめへの向き合い方もアッシーに近い部分があった気がする。2014/10/05

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