内容説明
日本人の十人に一人は訪れているというハワイ。でも、一週間や二週間の滞在では本当の魅力はわからない。ホノルルに部屋を借りて十年。ひたすらハワイを愛するおしどり夫婦が紹介する、夢の島の日常生活と歴史、伝統。
目次
ハワイ暮らし
ホノルルの素顔はダウンタウン
冬にはスキーも出来るマウナ・ケア山
女神ペレの住むキラウエア火山
太平洋に浮ぶ命の洗濯場
魅力のワイキキは旅人知らず
高峰秀子の一日オアフ島めぐり
著者等紹介
高峰秀子[タカミネヒデコ]
1924年生まれ。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。以後、「浮雲」「二十四の瞳」「名もなく貧しく美しく」など、三〇〇本を超える映画に出演。文筆にもすぐれ、『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。2010年逝去
松山善三[マツヤマゼンゾウ]
1925年生まれ。岩手医学専門学校中退。脚本家・映画監督。「名もなく貧しく美しく」「人間の條件」「典子は、今」などの作品で、各種映画コンクール脚本賞、監督賞、外務大臣賞、東南アジア映画祭脚本賞、ジョンミューア映画祭グランプリ、山路ふみ子映画賞、テレビドキュメンタリー芸術祭文部大臣賞、民間放送連盟賞、イタリア賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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* y o k o *
1
大好きな高峰秀子さんエッセイ+ハワイときたら、読まずにはいられませんでした笑。シェラトンワイキキのハノハノルーム、昔家族で行ったなぁ。今年の夏ロイヤルハワイアンに泊まったので、ホテル名が出てくると思わずにこにこしながら読んでました^ ^2023/11/17
やこ
1
昭和を代表する名女優と同じく名映画監督。 この夫婦は、大のハワイ好きでワイキキにアパートを所有し年に数度、長期滞在していた。 ハワイでの日常、出逢った人々、ハワイの文化などを二人が交互に書いている。 出版から時を経ているが、そんなことを感じさせない、素晴らしいハワイに関するエッセイ。 2021/02/04
ぷかり
1
いい夫婦。ハワイの歴史も興味深かった。2019/07/15
にやり2世
0
今も日本人の典型的海外旅行スタイルのせせこましさと恥ずかしさは変わらないから、今後もそのままなんだろう。ところで私は善三より秀子の文の方が好き。2016/10/23