内容説明
結婚するって大変だ!作家・原陽子さんは大学時代の同級生・大島正彦くんからプロポーズされる。めでたく結婚…と思いきや、結婚式にこぎ着けるまでにはさまざまな障害(?)があった。親への挨拶、式場さがし、指輪問題…。九ヶ月の婚約期間を乗り越えて、二人は無事、結婚式までたどり着けるのか?体験的結婚騒動記。
著者等紹介
新井素子[アライモトコ]
1960年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の…』が第一回奇想天外SF新人賞佳作を受賞し、デビュー。1981年『グリーン・レクイエム』で、82年『ネプチューン』で連続して星雲賞を受賞、1999年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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NAO
30
新井素子さん、銀婚式おめでとうございます。私たちは恥ずかしいことをしませんでした。幼稚園の教会で式だけ^^で、来年銀婚式^^山も谷もあったけど、夫婦は仲良くです!色々あることは後では思い出ですよ!たーさん!陽子さん!2013/08/31
なゆ
15
陽子さんとたーさんのプロポーズから結婚式までのあれやこれや。80年代のことなので今とは違うところもあるのでしょうけど、まぁ結婚式って大変なのは変わらないのでしょうね。たーさんだから陽子さんの話に付き合ってられてるような…。続いて下巻へ2016/09/26
はなん
11
電車をあやうく乗り過ごすところでしたよ素子さん!(笑)ついつい夢中になって待ち合わせで友人に笑われました。外出移動中に読了。しかし、、おもしろい。このカップルを読んだのは当然○年前なのだが、いまだに大うけして読んでしまう私。上中下巻に分かれていた最初のものも好きなんですが(サブタイトルが何とも言えず。。)こうして上下巻になってもそのテンポに変わりはないですね。このまま下巻に突入します。(そうすると3冊だった当初のものも・・読みたくなるんだろうなあ私。。)2011/11/28
四葉♡⃛
8
知り合いの読書家さんにおすすめされて、読んだ1冊。陽子さんと正彦さんの少しズレてる(?)会話に読者の気持ちを代弁して突っ込んでくれたり、時には自分自身に突っ込む、陰の声新井素子さんがとても面白かった。陽子さんと正彦さんみたいな世間一般の常識を覆すような考えを描くには、世間一般の常識をちゃんと理解することが大事なのだと改めて思った。理解している上で敢えて道を外すキャラクターをうむ新井さんに感服。下巻や新婚物語、銀婚式物語も楽しみ♪2017/03/22
アイリーン子
6
久々に再読。二十年ぐらい前が舞台なのでまぁいろいろ古いんだけど、結婚に関する価値観がほんと旧時代的で、それが当時の常識だと認識しててもやっぱり戸惑ってしまった。時代って奴だなぁとしみじみするし、変わったんだなぁと驚くし、今も残っている(ところもある)とも感じるし。でも結婚式の準備というのは大変だけどウキウキもしちゃうね。あーもう一回結婚式、いや式の準備したいかも!って何度思ったか。笑 それにしても陽子さんはちょっと面倒くさい人だ。正彦さんはよく付き合ってられるなぁと。笑 そんなわけで下巻の結婚式本番へ!2016/12/19
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