内容説明
甲州街道で何者かに狙撃された重兵衛。実家の興津家では、重兵衛の葬儀が行われる。遺体の損傷を理由に、中を改められずに埋葬された棺桶。なぜ、重兵衛は狙われたのか。重兵衛の手習所に住み着いた謎の薬売り・日月斎との関係は?そして、重兵衛の生死は?「手習重兵衛」シリーズ全一二作、ついに完結。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年第一回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』(刊行時『義元謀殺』に改題)で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
6
シリーズ最終巻。事件の原因は些細な事でしたが、重兵衛とおそのさんとのあたたかな触れ合いや左馬之助や河上さんとの友情が微笑ましかったです。2015/12/15
ばるたん
1
幾多の困難を乗り越えようやく掴んだ幸せ。良かった良かった。2022/07/16
だいしょう@SR推進委員会
1
中断していたシリーズが再開し、喜んでいたのですが、完結編となりました。重兵衛を取り巻く人々との交流やさまざまな闘いを楽しんできただけにちょっと寂しい気もします。子供たちの成長やおそのとの生活も覗いてみたいけれど、物語の冗長に繋がるようで、やはり、ここが最終作なのでしょうね。正直、シリーズ最初の緊張感や面白みは薄くなってしまったなと感じています。ただ、時代小説好きへと私を導いた作品の一つだっただけに、感慨を禁じえません。鈴木先生、ありがとうございました。2011/10/31
蕭白
1
シリーズ完結編。前巻とで2冊にわたる長編となりました。主人公・重兵衛の人柄のせいか、話の内容は重かったりするのですが、意外とあっさり読めたりしました。個人的にはおそのちゃんとの新婚生活や白金村の子どもたちとのふれあいをもっと読んでいたいなぁと思いました。それにしても、重兵衛暗殺の黒幕とその理由にはビックリだったし、終わらせ方もいい感じでした。もう少し時間が経てば、最初から読み返してみたいです。2011/10/23
市之丞
0
第2巻の冒頭に出てきた「人探し家業」の人は何だったんだろう???かなりのページ数を割いていたが、、、、途中で存在を忘れられたんだったらかわいそうだ。2013/11/06
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