内容説明
わたしとは何か、人はなぜ生きるのか―?宇宙や生命の歴史の中ではささやかな存在かもしれないけど、ひとりの人間として生きていかなきゃならないし、で、ついつい考えてしまうあんなこと、こんなこと。進化生物学の立場から考えてみた、人間と環境のこれまでとこれから。ビジョンを持って行動するための、ひとつの指針としての科学的思考。
目次
1章 ぼくって誰?わたしって何?
2章 なぜ人は生きるのか
3章 仲間そして社会
4章 なぜ人を好きになるのか
5章 感じる。伝えたい…
6章 不安定なわたしたち
さあ、書を持って街へ出よう!―もっと勉強したい人のために
著者等紹介
佐倉統[サクラオサム]
1960年、東京都生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。チンパンジーの社会生態学で理学博士号を取得。横浜国立大学経営学部助教授などを経て、東京大学大学院情報学環教授
木野鳥乎[キノトリコ]
東京都生まれ。イラストレーターとして広告・出版・グッズデザインなどの制作にかかわる一方、2001年頃からKINOTORIKO(きのとりこ)名で絵本作品を発表しはじめる。03年、04年、ボローニャ国際絵本原画展入選。09年『わたしの優しい死神』のフランス語版“Tendre est La Mort”が、ベルギーにてLIBBYLIT賞(最優秀仏語絵本賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



