内容説明
文芸記者、ワイドショーのコメンテーター、そして『婦人公論』編集長を務めた著者が、担当編集者として、あるいは取材対象者として、近しく接した作家たちの意外な素顔を綴る。渡辺淳一、野坂昭如、開高健ら時代の寵児二十五人の知られざる私生活。
目次
吉行淳之介さんを巡る“おんなたち”
寺山修司さんの赤ちゃん頌
文士が集った、有馬頼義さん自殺未遂の頃
道場で手合わせした剣士、三島由紀夫さん
“江分利満氏”山口瞳さんの秘密
多情多恨の才女、有吉佐和子さん
開高健さん、その人の名は言えず
昇天を“既視”していた景山民夫さん
川端康成も認めた川上宗薫さんの性愛描写
池田満寿夫さん、四人の妻への疾走〔ほか〕
著者等紹介
水口義朗[ミズグチヨシロウ]
1934(昭和9)年、東京生まれ。文芸評論家。早稲田大学大学院修士課程修了。1959年中央公論社入社。退社後の1986年から8年間、ワイドショーのキャスターを、94年から99年には『婦人公論』編集長・主幹を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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