内容説明
中央アメリカの軍事国家マヌエリアで、日本商社の支社長が誘拐された。CIAをバックにつけた反政府ゲリラの犯行だという。合衆国と軍事政権間の緊張が高まるなか、国際対テロ用特殊部隊「トランプ・フォース」が出動。元商社マンの佐竹は、中国美女リーとともに社員を装って政権と接触するが、そこには思いがけぬ陰謀が隠されていた…密林での激闘に胸躍る、シリーズ第二弾。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
昭和30年、北海道三笠市生まれ。その執筆範囲は、警察小説、ハードボイルド、アクション、伝奇小説、SF小説など幅広い。平成18年度吉川英治文学新人賞を『隠蔽捜査』で、平成20年度山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を『果断隠蔽捜査2』で受賞。空手の源流を追求する、「空手道今野塾」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
20
さくさくと♪このシリーズ2作しかないようで。軽〜く読めます。2022/11/05
鍵ちゃん
19
中央アメリカの軍事国家マヌエリアで、日本商社の支社長が誘拐された。CIAをバックにつけた反政府ゲリラの犯行だという。合衆国と軍事政権間の緊張が高まるなか、国際対テロ用特殊部隊「トランプ・フォース亅が出動。元商社マンの佐竹は、中国美女リーとともに社員を装って政権と接触するが、そこには思いがけぬ陰謀が隠されていた。密林での激闘が凄まじく、アクション映画を見るようにハラハラ・ドキドキしながら読み進められ、最後はスカッとした感じでしたね。2021/03/02
流花
19
国際対テロ用特殊部隊トランプフォースの活躍を描くシリーズ2作目。佐竹のチーム仲間ワイズマン、マーガレットとホワイト。テロと闘うのだから最強軍団の戦闘シーンは勿論面白いが、チーム員どおしの繋がりが、希薄な人間関係の中で過ごしてる自分には羨ましく思えて好きなシリーズです。2014/07/02
Walhalla
14
シリーズ2作品目です。前作の「切り札」から続けて読みました。 今作では、超国家的対テロ用特殊部隊「トランプ・フォース」が、いよいよ実戦で出動します。聞いたこともない名前の武器がたくさん出てきたので、それらは勝手に想像しながら読みましたが、主人公達が強くて格好良かったので、充分楽しめました。 ですが、私としては、今野敏さんの作品は、やっぱり警察小説の方が好きです。2015/11/18
りょうけん
13
<続> さあついにとうとう1989年当時『”特殊防諜班”シリーズ』と人気を二分した『”トランプ・フォース”シリーズ』の最終話だぁ! 当時の人気がどうだったか,なんてはどうせ誰も知らないので,まあこう書いて置けばいいのだ。だけどこの事他人にフレて回ってはいけないよー,怒られ殴られるよぉーwwww。 2021/08/24
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